世界的なアウトドアメーカーパタゴニア。
パタゴニアのトレランザックって、昨今のSDG,s的スタイルにも適応してオシャレですし、機能的にも申し分ないアイテムです。
ただ、種類がいくつかあって、一つ一つがそれなりの価格。選ぶ時に失敗はしたくないですよね。
買ったはいいものの、ほとんど使わずしまいっぱなしのザックを持っているという人も多いはず
そこで今回はザック選びに失敗しないためのパタゴニアのザックの特徴と選び方を解説。
この記事を読めば自分の使い方に適したザックがっチョイスできるはず。
ぜひ最後までご覧ください。
パタゴニア Patagonia スロープ・ランナー・エクスプロレーション・パック 18L BLK Mパタゴニア Patagonia スロープ・ランナー・エンデュランス・ベスト 3L STME S
おすすめはざっくりこんな感じ!
・短い距離なら3L・エンデュランスベスト
・汎用性・中距離なら8L・スロープランナーパック
・長距離レース・ハイキング用なら18L・エクスプロレーションパック・
合わせて読みたいパタゴニアのトレラン装備
・パタゴニアのトレランセット
・パタゴニアのベースレイヤー
パタゴニアのトレランザックの特徴
パタゴニアのトレランザックはどんな
特徴があるのでしょうか?
フィット感、収納、フラスク・ハイドレーションとの
相性の3点から見てみましょう。
フィット感
パタゴニアのトレランザックは3Lのスロープランナーベストから18Lのエクスプロレーションパックまで、フィット感はとても優秀です。
その理由は次の2点によります。
- ベストタイプの設計
- 細やかな調節機能
まず、パタゴニアのトレランザックは、ベスト型の設計でデザインされています。ベスト型は”背負う”というより、”着る”という表現がしっくりくるほど体へのフィット感を優先したデザイン。
通常のザック型に比べパタゴニアのトレランザックはフィット感においてはすぐれた性能をもっています。
体にフィットするベストタイプには基本的に
S・M・Lとサイズ設定がありますので、
購入の際は注意してくださいね。
パタゴニアのトレランザックにはメインのチェストドローコードをはじめ、サイドにも調節用のコードを配置するなど細やかなフィット感調節機能が搭載されています。
したがって、もともとフィット感の優秀なベスト型のデザインに加え、持ち物の量に応じて微調整することによって、更なるフィット感を得ることができます。
収納
パタゴニアのトレランザックは収納面においても優れたアイテムです。
それぞれの容量は違いますが、より快適に使いやすくを考えて収納が作られているからです。
収納力についての特徴は2点。
- 取り出しやすいポケットの配置
- 持ち物が揺れにくい工夫
まず、パタゴニアのザックは”行動しながらザックをおろさず持ち物を取り出す”ということを念頭に作られています。
フロントポケットやウエストポケットは、ザックを下ろさなくてもアクセスしやすく工夫されていて使いやすい仕様。
また、フロントポケットは伸縮素材で作られていて、補給食や小物など収納物をしっかりホールドして行動中に揺れにくくし、ストレスを感じさせません。
パタゴニアのザックはいかに山で
行動しやすいかを考えて作られているんですね。
フラスクやハイドレーションとの相性
パタゴニアのトレランザックのフラスクやハイドレーションとの相性は悪くないといったところでしょう。
まず、3Lのスロープランナーエンデュランスベストと18Lのエクスプロレーションパックには、購入時から500mlのソフトフラスク(ビニールのボトル)2本が付属しています。
8Lのスロープランナーパックには2Lのハイドレーションパック(背負うタイプの給水パック)が付属。
チェストポケットにフラスクも収納可能です。
エンデュランスベストも付属はないですが、ハイドレーション使用に対応しています。
以上の要素から、フラスク・ハイドレーションとの相性は
悪くないのですが、気を付けることが2点だけ。
- 8Lのスロープランナーパックは500mlのフラスクが嵩張ってしまう。
- 3Lのエンデュランスベストでハイドレーションを使用すると持ち運べる荷物が少なくなる。
スロープランナーパックでフラスクを使用する場合は500mlより小さめの方がフィットすると思います。
エンデュランスベストは、ハイドレーションよりソフトフラスク使用のほうがおすすめです。
パタゴニアのトレランザックを選ぶメリット・デメリット
パタゴニアのトレランザックを選ぶデメリット
パタゴニアのトレランザックを選ぶメリット
パタゴニアのトレランザックの使用感・評判・クチコミ
総評
パタゴニアのトレランザックは多少の弱点はありつつも、やはり世界的アウトドアメーカーのアイテムといったところで、優れたトレランザックだと思います。
軽く、フィット感も良く、トレイルで走りながら使用することを想定した作りもランナーに評価されていますしね。
エンデュランスベストなどはパタゴニアアスリートの要望を取り入れて作られています。
トレランザックを選ぶ際パタゴニアのザックを候補に入れるのは大いにアリと言えるでしょう。
パタゴニアのトレランザックの選び方
トレランでおすすめな容量
トレランで適正な容量は
距離や時間、季節によってかわりますが、
初心者を前提として次の様な使い方がおすすめです。
2時間以内、10km程度まで(3L〜5L)
2〜4時間程度、15km〜30km(7L〜12L)
8時間以上行動時間(15L〜20L)
また真冬の寒い時期は、同じ距離でも防寒着などの荷物が増えるので、大きめの容量が必要だったりします。
それから真夏で給水ポイントが少ないトレイルでも、予備の水分のため同じく大きめの容量が必要になる場合があります。
その時々によって、必要な容量を見極める
ことが大切です。
上記のおすすめを目安としてカスタマイズ
してくださいね。
パタゴニアのおすすめザック(バックパック)
パタゴニア:スロープランナーパック (8L )
通気性と収納力に優れたザック。
モノメッシュ製バックパネルは、汗を吸収することなく逃してくれるので、通気性を維持しトレイルで過ごす時間を快適にしてくれます。
8Lの容量はバランスが良く、様々なシーンで活躍してくれる汎用性が魅力。
フィット感も良く、取り出しやすいチェスト部分に設定されたスマホ用ポケットなど、細部にも使いやすさを考慮した工夫がなされています。
バランス型で使い勝手が良いザックが欲しい方に。
重さ:200g
容量:8L
サイズ:XS・S・M
構成素材:ナイロン
パタゴニア:スロープランナー・エンデュランスベスト
パタゴニアアスリートの要望を取り入れて作られた、トレイルを快適に走るためのザック。
ベスト型のデザインと、チェストとサイドのドローコードによって抜群のフィット感を実現。
揺れやズレを最小限に抑え、ランナーを走ることに専念させてくれます。
ポケットへのアクセスも良く、フロントポケットはもちろん、バックのウエストポケットにもベストを脱がずにアクセス可能。
ハイドレーションにも対応。購入時に500mlのソフトフラスクが2本付き。
フィット感や軽さを追求したいスピードランナーにおすすめ。
重さ:175g
容量:3L
サイズ:XS・S・M・L
構成素材:ナイロン
パタゴニア公式サイト スロープ・ランナー・エンデュランス・ベスト 3L
パタゴニア:スロープランナー・エクスプロレーションパック
スロープランナーパックの中で最大の容量を持つザック。
18Lの大容量は、100マイルレースなど長距離のトレランや、長距離を歩くハイキングにも心強い容量です。
寒い時期のトレランで防寒着などの荷物が多い時にも重宝しそう。
500mlフラスク2本付き。
トレランのみではなくハイキングにも使いたい方に。
重さ:1000g
容量:18L
サイズ:XS・S・M・L
構成素材:ナイロン
現在在庫切れ:2022年5月17日入荷予定
まとめ
パタゴニアのトレラン用ザックについて解説してきました。
3種類のザックそれぞれ魅力のある特性を備えたアイテム。
ただ、それぞれ得意とするシチュエーションがあります。日頃のトレーニングや目標にしたがって、適正なモデルを選んでもらえば、パタゴニアのザックはあなたの強力な味方となってくれるはず。
パタゴニアのザックで快適でパワフルなトレランを楽しんでください。
おすすめはざっくりこんな感じ!
・短い距離なら3L・エンデュランスベスト
・汎用性・中距離なら8L・スロープランナーパック
・長距離レース・ハイキング用なら18L・エクスプロレーションパック
パタゴニアのザックをトレランに取り入れるとこう変わる
・フィット感抜群のザックでランニングに集中、トレーニングの質が向上
・使いやすい収納ポケットを利用して持ち物の選別能力がアップ
・通気性良いザックは汗冷えやべとつきをから快適な状態を保ち長時間のトレランも苦にならない
・パタゴニアのブランド力、デザイン力はトレランファッションの要にもなってくれる
・お気に入りのザックは走りたい気持ちにさせてくれるので、走る距離も自然と伸び、ランナーとしての実力もアップ
関連記事
・日帰りザックの総集編
・富士登山などの山小屋泊用のザック
・テント泊縦走ザックの総集編
・ザック総集編
メーカー別
オスプレー / バーグハウス / マウンテントップ
追加収納
・おしゃれに快適に! 登山のおすすめサコッシュ
アクティビティ別
沢登り用 / トレラン用
コメント