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【安全第一】おすすめのクライミングロープ

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

クライミングは、技術、体力、そして適切な道具が必要なエキサイティングなスポーツです。

クライマーにとって最も重要な道具のひとつがロープです。

どのようなロープを選ぶかは、どのようなクライミングをするか、また、どのような安全性を重視するかによって異なります。そこで今回は、クライミングにおすすめのロープをご紹介します。

ヤマノ
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ロープの選択は時に命にかかわる

劣化したら早めの買い替えも検討しよう

クライミングは楽しくもあり、また挑戦しがいのある活動でもあり、適切な道具が必要です。

クライマーにとって不可欠な道具のひとつが、プロテクションと懸垂下降のためのアンカーポイントを提供するロープです。

クライミングに適したロープの種類を知ることで、クライミングの安全性と楽しさが大きく変わります。

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ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

クライミングロープの使用用途

クライミングロープはクライミングをする上で絶対必要なものになります。

クライマーはロープをルートの途中で引っ掛けていきながら登るわけですが、万が一落ちた時にその墜落を阻止してくれます。まさに命綱。

そのためロープも信頼性のあるものを選びましょう。

一般的に12KN(キロニュートン)の衝撃を受けると、ほとんど助からないとされています。

なので、衝撃が12KN以内に収まるように各ロープやカラビナも設計されています。

ダイナミックロープの種類は大きく分けて3つ

ダイナミックロープは、落下時の衝撃を吸収する弾力性に優れているため、一般的にほとんどのクライミング用途に推奨されています。

長さ、直径、素材が異なるので、様々なクライミングスタイルに対応できます。また、UIAA(国際山岳連盟)の認定ラベルが付いたものを選べば、業界標準を満たすテストが行われているので安心して利用できます。

ヤマノ
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認定ラベルは非常に重要。

テストがされていないロープなんて怖くて使えませんね

このタイプのロープは通常ナイロン製で、静的ロープよりも直径が太いため、より大きな力にも壊れることなく対応できます。

また、落下時のピークフォースを軽減するために若干伸縮するので、怪我や道具の破損を防ぐことができます。ダイナミックロープには、長さ(通常30m~50m)と直径(8mm~11mm)の異なるものがあります。

  • シングルロープ
  • ダブルロープ(ハーフロープ)
  • ツインロープ

ツイン/ハーフ/ダブル/シングルレートのダイナミックコードは、伸縮性が低い。

リードとトップロープの両方で使用できるため、マルチピッチクライミングを計画している場合に最適な選択です。

また、通常のダイナミックコードに比べ、落下時の伸縮が少ないため、長時間のクライミングで複数のピッチを連続してリードする際、ピッチセクションごとに引き上げられるため、消耗が少ないため長持ちする傾向にあります。

シングルロープ

太さがあり、一本で使えるタイプのロープになります。

太さは10mm前後、墜落回数が多くても耐久性があります。

クライミングの多くのシーンで使われます。
インドアからアウトドア、難易度が高く壁が被さっているようなルートも基本的にこのタイプを使います。

また、外岩の場合、ロープが岩に当たって擦れるため、このタイプが適切です。

ダブルロープ(ハーフロープ)

2本のロープを1本のロープとして使用するもので、アルパインクライミングやアイスクライミングでよく使われるタイプになります。

太さは8mm前後、2本を同時に使います。

アルパインクライミング等では一つ一つの支点が強くないため、墜落した際の衝撃を分散させるために2本のロープをクライマーの左右に振り分けます。

このロープは、繊維に直接、または繊維を包む外側のシースに何らかのコーティングを施すことで、吸水性を高め、無処理のロープと比較して汚れや摩耗に強くなっています。

また、ロッククライミングでクラックや隙間をハンドジャムする際にも、この処理によってグリップ力が向上します。

ツインロープ

2本のロープを合体させたようなタイプになります。
沢登りやアイスクライミングで使われます。

軽量ではありますが、用途が限定されるためメジャーではなく使っている人もあまりいません。

スタティックロープは懸垂下降用

スタティックロープは全く伸びないため、懸垂下降やケイビングなど落下が想定されないアクティビティによく使用されます。

静止ロープは通常、ポリエステルまたはポリプロピレン素材で作られており、動的ロープよりも細い傾向があり、直径は6mmから9mmの間でニーズに応じて選択できます。

ヤマノ
ヤマノ

登山やクライミング、沢登りでは多くの場合、
落下が想定されるケースが多いよね。

用途に合わせて選択しよう!

ダイナミックロープのように伸びないため、ルートトップのアンカーポイントを正しく締めれば、懸垂下降中にビレイデバイスから引き離されたり、クライミング中に弛んだりしません。

このような目的であれば最適なロープです。しかし、スタティックロープは伸縮性がないため、ダイナミックロープのように落下から身を守ることができません。

リードクライミングでは使用しないようにしましょう。

クライミングロープの長さや太さはどう選ぶ?

クライミングを始めたてであれば、最も凡庸性のあるシングルロープを選ぶようにしましょう。

シングルロープの中でも太さや長さに種類がありますが、太さは10mm以上、長さは50mが使いやすいでしょう。

ジムでの使用や墜落の頻度を考えると上記が最も適切だと思います。

ロープの防水加工は必要か?

ロープの防水加工は必ずしも必要なものではありません。

水を吸って重くなるのを軽減させるための加工ですが、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り等で考慮すべき内容です。

ジムや晴れの日の外岩がメインであれば、防水加工は必要ありません。

おすすめのシングルロープ

人気モデル エーデルリッド パイトン10.0mm(50m)

耐久性に優れた最もスタンダードなタイプになります。

クライミングロープの中でも使いやすいモデルです。

ジムや晴れた外岩でのクライミングをするには十分なスペックで、多くの人が使っているモデルの一つです。

マムート:クラグ ワークホース ドライ ロープ 9.9mmx60m

画像出展:好日山荘オンラインストア

耐摩耗性に優れた高品質なロープがマムートのドライロープです。

UIAAの吸水性テストで1.5%未満を達成しており、濡れへの強さも優れています。

・縫製パターン:Basic
・カラーロープ仕上げ:Dry
・重量:65 g/m
・直径:9.9 mm
・衝撃力:8.5
・ロープタイプ:シングル
・外皮比:39
・伸縮性(80 kg):7
・最初の落下の伸縮性:30
・UIAA乾燥試験:1.5
・UIAA落下(1ロープ80kg):9 – 10

>>マムート公式サイト

上級者モデル ベアール 9.7㎜ ブースターIII ユニコア 50m ドライカバー

標準より細身のロープになり、上級者向けのモデルとなります。

その分軽量化されていて、墜落も少なめの設定で作られているものになります。

また、撥水加工がしてあり、濡れる状況も想定して作られています。
よりハードな環境でのクライミングに挑戦したい人向けのモデルです。

おすすめのハーフロープ

人気モデル ベアール 9mm ベルドンⅡ50m ゴールデンドライ

アルパインクライミング全般で使用できるメーカーでもロングセラーのモデルになります。

耐摩耗性にも優れ、信頼度のあるモデルになります。

上級者モデル エーデルワイス エクストリーム 9.0㎜ 50m


ダブルロープの中でも太さのあるロープになります。

アルパインクライミングから山岳救助まで幅広く使えるモデルです。

よりハードな環境での使用を想定しており、撥水性があります。
耐久性のテストもしっかり行われた信頼性のあるロープです。

>>ショップ

おすすめのツインロープ

ツインロープはあまり使われないので、モデルもあまりないため、一つだけ記載します。

エーデルワイス ディスカバー 8.0㎜ 40m


日本で手に入るツインロープはあまり多くなく、比較的見つけやすいのがこのモデル。
沢登り等でも使えるタイプで、撥水加工もされています。

おまけ

沢の登りで使うなら、水に浮くフローティングロープがあると、フリクションコードのような強い摩擦がかかる用途意外では便利です。

ロープバックの活躍

ロープバッグはロープをちゃんとした状態で保ち、長持ちさせるために必要です。

中にはザックに直接入れたり、出来合いの袋に入れたりする人もいますが、ロープバッグのほうがいいです。

ロープをきれいに束ねてバッグに入れるわけですが、ロープバッグであれば中で形が崩れたりしませんし、口が緩んで飛び出したりということもありません。

ロープがねじれて保存されていたり、飛び出て相性の悪いものと干渉すると劣化の原因になります。

ロープは命綱なので、ロープバッグに入れて、きちんとした状態で保管するようにしましょう。

クライミングロープのメンテナンス方法

ロープは使い終わったら必ずきれいにしてからロープバッグに入れましょう。
まず、ロープを素手できれいに束ねます。

その際ロープ表面に異物が残っていないか、触りながら確認します。
土や小石、葉っぱなどが付いていたら落とします。

束ねたロープをバッグに入れたら、口をしっかり閉じて、中で荷崩れしないようにしましょう。

ロープを活用してクライミングをもっと楽しもう!

ロープを使ったクライミングは危険度や怖さが増しますが、その分たくさんのルートに挑戦でき、達成感もぐんと上がります。

基本的なルールやマナーを守り、安全にクライミングをすれば、怪我や事故の確率も格段に下がります。

日本各地には様々なクライミングのルートがあり、岩質や周りの環境によって全く違うクライミングを楽しむことができます。

いろんな課題に挑戦して、経験値を上げましょう。
クライミングロープを使えばさらに登山の世界が広がります。

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