山小屋泊では日帰りの登山よりも時間をゆったりと使うことができ、おいしい山小屋ごはんを味わうことができます。
本記事では、そんな山小屋泊におすすめな山と山小屋をピックアップしました。
山小屋では、他の登山者と交流することもできます。
私は山小屋で他の登山者の経験談を聞くのが好きです。
みんな山が好きで山小屋に泊まっていますので、思わぬ出会いに盛り上がることも少なくありません。
私は他の人がいることは少し不安かも
そういった方は混雑を避け、個室がある山小屋を選ぶのも1つの方法です。ストレスフリーで快適ですよ。
皆さんも初対面の初めての山小屋泊、楽しんでくださいね。
初めての山小屋泊におすすめな山と小屋
白山:白山室堂(750名収容) or 白山雷鳥荘(完全個室)
白山は収容人数が多い白山室堂と完全個室で予約ができる白山雷鳥荘があるので、初心者にとてもやさしいです。
白山室堂は私も泊まりましたが居心地の良い山小屋でした。
白山自体も非常に人気の高い山でツアーも多いので、ぜひ訪れてみてください。
尾瀬:長蔵小屋 お風呂つきのおしゃれな宿
尾瀬にある歴史ある山小屋「長蔵小屋」はとても綺麗で居心地が良く、しかもお風呂がついている山小屋です。
石鹸やシャンプーは使えませんが、暖かい湯につかれるのは最高です。
長蔵小屋別館が近くにあり、そちらではピアノが置いてあるカフェがあります。そちらでは美味しいケーキを味わうこともできます。
泊まった翌日には、尾瀬の散策をして帰っても良いですし、燧ケ岳に登って帰るという選択肢もあります。
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燕岳:北アルプスで大人気の山小屋「燕山荘」
燕山荘と言えば、特に女性人気の高い山小屋になります。
というのも北アルプスの高所にあるにも関わらず、トイレや小屋内がとても綺麗だからです。
景色も良く、天気の良い日の朝には雲海が良く見えます。山小屋から山頂までもすぐ目の前なので、夕日や朝焼けを見に行くのもラクチンです。
デート登山としても人気が高く、お散歩しているカップルや夫婦も良く見かけます。
山小屋にはケーキセットやおつまみメニューが豊富に用意されていて、山にいることを忘れてしまうほどのご飯を食べることができます。
燕山荘
一般室と個室があります。
一般室:大人10300円、素泊まり7000円、お弁当1200円
個室:大人13000円~15000円
テント30張
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北アルプス「燕岳(燕山荘)」のテント場(水場・予約要否とトイレ・混雑情報)
穂高(涸沢カール):涸沢ヒュッテ
涸沢ヒュッテは、上高地の奥地に6時間ほど歩いてたどり着く涸沢カールに位置します。
歩行時間は長いですが、平地が多く、コースタイムの割に疲労度は低いです。
特に紅葉時期が人気でたくさんの人が訪れます。
私は涸沢ヒュッテのおでんビールセットが好きで、これさえ食べれば疲れが癒えます。
星も良く見える絶景スポットなので、おすすめです。
涸沢ヒュッテのホームページはこちら
1泊2食:10000円
1泊夕食のみ:9000円
1泊朝食のみ:8000円
八ヶ岳:ビーフシチューが絶品の「黒百合ヒュッテ」
黒百合ヒュッテは1年を通して営業している八ヶ岳の山小屋です。
私は多い年では1年に3回も立ち寄ったことがありますが、軽食メニューが非常に多く、何を食べようか毎回迷います。
ビーフシチューは特に絶品でぜひ一度は食べて頂きたいメニューです。夜にはホットワインもおすすめです。
近くの天狗岳も登りやすい山なので、黒百合ヒュッテに泊まってアタックザックで登るのが良いでしょう。
八ケ岳(天狗岳) 冬(12月-3月) 渋の湯~黒百合ヒュッテ~東天狗岳
初めての山小屋泊に向けて準備するもの
インナーシュラフ
近年の山小屋ではコロナ対策から、インナーシュラフの持ち込みを推奨していることが多いです。どんなものかチェックしておきましょう。
耳栓
山小屋では、いびき問題が付きまといます。登山で疲れた中でお酒を飲む人も多いので、必ずといってもいいほど音には悩ませられます。
必ず耳栓をもっていきましょう。
自分の耳にあったものを探すには、色んな種類が入ったパックを買うと良いです。
アイマスク
山小屋では早朝に出発する人もいます。荷物を整理していてヘッドランプで照らされることもあるので、アイマスクをしておくと朝方に起こされなくて済みます。
リカバリーウェア
山小屋に泊まるならリカバリーウェアがあると便利です。体の回復を助けてくれます。
用意できない場合も就寝時の着替えがあった方が快適です。
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