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【最強】おすすめのエマージェンシーシート いざというときに用意しておきたい

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

エマージェンシーシートは絶対必要です。

というのも、雨に濡れ寒さに震えたとき、エマージェンシーシートにくるまることで驚くほど暖かさを感じたからです。

私の場合は着替えまで濡れてしまって、エマージェンシーシートがなければ眠ることもできなかったことを経験しました。

マジであった方がいいです。

読み飛ばしガイド

・雷雨で濡れて避難してマジで助かったのは、「ヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィ」
(南海トラフ地震のリスク高で注目度上がっています)

・防災用に備えるなら「Eco Ride World」

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ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

エマージェンシーシートって何?

エマージェンシーシートは、緊急時に命を守るために使用される反射材入りの防寒器具です。

日帰り登山でも必ず携行することが推奨されていますので、必ず容易するようにしましょう。

エマージェンシーシートの使用用途

非常時の防寒

最も重要な役割はここまでご紹介した通り、非常時の防寒です。

先日、雨登山で寝袋が濡れ、寒さで眠ることができないほど震えました。

7月ではありましたが、山の上では標高によっては夏でも寒いことが少なくありません。

あるとないとでは想像以上に体感温度が違いますので、いざというときのために持っておきたいです。

エマージェンシーシートのありがたみをこれでもかというほど感じました。

負傷者の体温低下防止

登山中の骨折などの怪我では、負傷者の体温低下が問題視されます。

そんなときにエマージェンシーシートで負傷者をくるむようにすれば、体温の低下を防ぐことができます。

ツェルトでも同じような用途に使えますが、エマージェンシーシートの方が安いので、携行しやすいといった利点があります。

関連記事
登山用テントの軽量化! 最強のツェルトはどれだ!? 徹底的に比較してみました。

グランドシートの代用

エマージェンシーシートは、グランドシートより軽いものが多いので、軽量化を図る登山者の中では、代用品として使う人も多いです。

厚みがないものもあるので、穂高・涸沢などの岩場のテント場では少し不安です。

グランドシートとしても使いたいなら厚めのエマージェンシーシートを選ぶのが良いです。

一部製品は、テントやタープにもなる

通常のエマージェンシーシートの使用用途とは異なりますが、四隅にハトメ穴があるものは、タープの用途で使えるものもあります。

多用途で使ってみたい人は挑戦してみてもおもしろいです。

タープとして使う場合は、現地で木を探しても良いですし、100円均一の紐などでトレッキングポールを連結して使ったり、木に結んだりして設営します。

ULハイクでは寝袋の代わりにすることも

ウルトラライトハイクでは荷物の軽量化のために、エマージェンシーシートを利用する人もいます。

実際に私も試してみたことがあります。

8月中旬、約20度。北アルプス折立キャンプ場にて検証

ヒートシート エマージェンシーブランケット+エスケープヴィヴィライト
マットはサーマレスト:zライトソル
防寒着は、フリースを1枚

感想としては想像以上に温かく、快適でした。ただ同時期の北アルプスのテント場は、13~15度くらいが多いので、快眠できなさそうと感じました。

寒さの感じ方は個人差が大きいです。私は男ですが、平均的な女性より寒がりで普段は、夏はダウンハガー800#3+エスケープヴィヴィライトで過ごしています。

筋肉質な男性であれば寝袋なしでも行けるだろうと思いました。20度くらいあれば誰でも快眠できそうです。但し、袋状になっていないので、テーピングテープなどで固定しないと寝返りを打った時にシートがずれて寒くなります。

おすすめのエマージェンシーシート

  ヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィ ヒートシート エマージェンシーブランケット ヘビーデューティ エマージェンシーブランケット Eco Ride World アルミ 4層 ブランケット Grabber(グラバー)オールウェザーブランケット Eco Ride World サバイバルシート
重さ 108g 82g 210g 150g 325g 80g*3
価格
サイズ 91×213cm 142×213cm 142×213cm 105 × 180 cm 152× 213cm  210 × 130cm 
収納サイズ 6.5×9cm 手のひらサイズ 17×20×3.5cm 約27 × 19 × 3cm 不明 10.5×8
保温性能 ◎(体熱90%反射) ◎(体熱90%反射) ◎(体熱90%反射) 性能記載なし ◎(体熱80%反射)  性能記載なし
ガサガサ音 ×(大)
グランドシート利用 × ×
タープ利用 × × × ×

非常用の防寒という一般的なエマージェンシーシートの利用であれば、ヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィが108gとそこそこ軽く、繰り返し利用が可能なレベルとなるでしょう。ガサガサ感が少ないのも魅力の1つ。単独ならそれほど気になりませんが、複数人でビバークなどの事態になったとき、些細な音でもストレスになりやすく、無駄な口論にもなりかねません。

保温性能が明記されていて信頼があるのも魅力の一つ。ただでさえ余裕がないときに使うものなので、こちらがおすすめです。

とにかく軽く、安くであれば、ヒートエマージェンシーブランケットがおすすめです。70gという軽さもいつも持ち歩くのに気にならないメリットになります。コスパという面で見れば、Eco Ride World サバイバルシートも候補にできます。重さは80gですが、3個セットで約1000円は破格です。

グランドシートやタープなど、多目的な用途として使うなら、Grabber(グラバー)オールウェザーブランケットが優れています。

私が購入するなら山用にヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィ、災害用の備蓄にコスパの高いEco Ride World サバイバルシートを選ぶと思います。

SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーウ゛ィウ゛ィ1人用

Amazon売上1位を常に争う人気商品です。同じくらいの売り上げのエマージェンシーシートには、「Eco Ride World アルミシート エマージェンシーシート」があります。

コスパ重視ならSOL(70g)、性能重視なら「Eco Ride World」(210g)を選べば良いでしょう。

倍以上重さが違うので、登山用ならSOL一択です。

ヤマノ
ヤマノ

僕は雷雨で濡れてこれにくるまって夜を越した。

それ以来、愛用してます


重さ:70g
サイズ:約142×213cm
収納サイズ:6.5×9cm

Eco Ride World アルミ 4層 ブランケット

重さ:210g
サイズ: 105 × 180 cm
収納サイズ:17×20×3.5cm

登山用ツェルトより嵩張るが、断然暖かい!さらにテントのインナーシートとしてもサイズ幅も丁度よく、アンダーの保護と冷気が弱まる効果もあり。消耗品と考えると価格的にもコストパフォーマンス大。

amazonレビュー

SOL(ソル) ヒートシート エマージェンシーブランケット

重さ:82g
サイズ:約142×213cm
収納サイズ:手のひらに収まるくらい

体熱の90%を反射させて体温を維持する特殊な素材を使用しています。とにかく安いので初めてのエマージェンシーシートとして人気です。しかも折り畳みが可能なので、繰り返し利用できることが大きなメリットです。

こちら実際に購入して確認してみました。完全防水、完全防風で滑らかな素材でガサガサ音がしませんでした。

薄くて、どこかに引っ掛けて破らないかとハラハラしながら使いましたが、思ったより丈夫そうです。最低気温10℃ちょっとくらいだったと思いますが、ユニクロのタートルネックTシャツと長袖シャツ、ユニクロのウルトラライトダウンを着込んで、下限温度5度のスノピのオフトンと安物のフリースのインナーシュラフの間に、この商品を挟んで寝ました。フリースのインナーシュラフより暖かさを実感できましたが、袋状でなく隙間があいているためもあってか、それでもちょっと寒かったです。当方、寒がりの標準体型、女です。結露するので、インナーシュラフの外側に入れたのは正解でした。追記:ちょっとしたクーラーバッグの代わりにもなります。3月のことですが、バターだけをこれで包んでザックの隙間に入れておくと、24時間ほど溶けずに硬いままでした。

amazonレビューより

SOL(ソル) ヘビーデューティ エマージェンシーブランケット 1

重さ:210g
サイズ: 213×142cm
収納サイズ:17×20×3.5cm

シートの厚さは 0.064mmです。これは、通常の「ヒートシート(R)」の2.5倍の厚みなので、他のモデルより耐久性、強度を重視したモデルと言えます。そのため、グランドシートとして使う人も多いようです。

一度広げるとコンパクトに畳めないのは他と同じです。四隅にハトメ穴を追加してタープとして使うなど、独自の改良を加えて利用することもできます。

タープとして使う場合は、耐火性は低いので、山メシや焚き火で穴を空けないように注意したいです。

SOLのエマージェンシーブランケット←薄くてペラペラなオレンジのやつは持っていて。

これはとても重宝している。でもフロアレスなシェルターのフロアとして使う場合、小石などが多い少し荒れた場所の場合、少し心許ないので、少し分厚いこれを手に入れた。

とても丈夫だし、畳むとコンパクト。

ただとても大きいので、好きな大きさに切って使ってます。

amazonレビューより

拡張モデルとして、ペグやガイラインをセットにしたシェルターキットもあります。エマージェンシーシートをシェルターとして使うという面白さはありますが、値段が高めなので、あと数千円出せば、300g前後の優秀なツェルトが購入できることを考えると、個人的には選択肢には入りませんでした。

ただより自然に近い形になりますので、通常のツェルトでは満足できないマニアの方には需要があるのかもしれません。



Eco Ride World サバイバルシート

重さ:80g
サイズ:  210 × 130cm 
収納サイズ:約10.5 × 8cm

3個セットで複数買いではコスパ最強です。ガサガサ音も少ないので、最低限の保温は可能です。購入時期によって3個すべてを入れるための収納袋がついていたり、ついていない場合があるようなので、その点は注意です。

防災関連の動画を見ていて、普通のアルミシートはガサガサ音が凄くて寝られたものではないと見たので、こちらを購入しました。

動画で見る限り、確かに普通のアルミシートはガサガサ音が凄くてよほど疲れてないと寝られないかなという感じでした。

避難所のような所だと神経も尖っているだろうし、すごくイライラするだろうと思い、こちらを購入しました。

開封はしていませんが、動画で同様の製品が紹介されており、ゼロではありませんでしたが、確かにガサガサ音は少なかったと思います。

(開封すると元に戻せなそうなので開封していません…)

「要望が多かった」とのことで保存袋も付いており、3つがキッチリ入るサイズでした。バラけずにまとめておけるのでこれは良いなと思いました。

amazonレビューより

以上、エマージェンシーシートの比較とおすすめの紹介でした。エマージェンシーシートは非常時の防寒が主な用途ですが、工夫次第で様々な用途に使えます。いざというときのために持っておくようにしましょう。

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