
アイゼン(クランポン)は雪山で必要な装備の1つですよね。
そんなアイゼンですが、みなさん、どんなアイゼンを使ったことがありますか。
チェーンアイゼンや軽アイゼンしか使ったことがない、という方は多いのではないでしょうか。
また、アイゼンは使ったことはないけど、これから雪山に挑戦するためにアイゼンを購入しようと考えている方も多いはず。
今回はそんなこれからアイゼンの購入を考えている方や、軽アイゼンを持っている方が、次に購入すべき10本、12本アイゼンについて記載していくので、選ぶ時の参考にしてくださいね!

雪山は、他の季節にはない山の楽しみがあります。
この記事で自分に合ったアイゼンを見つけて雪山登山を楽しもう!
この記事の結論
・おすすめの12本アイゼンならグリベルのG12 EVO デュアルマチック
・手入れを省きたいならサビにくいブラックダイヤモンドの「セラック クリップ」
・厳冬期から残雪、雪渓までパーツを様々交換できるペツルの「バサック レバーロックユニバーサル」
・10本爪のアイゼンなら色々な取り付け方法を選べるペツルの「イルビス」
標高1000m以下で滑落の危険が少ない山では、軽アイゼンの8本の方が使い易いので、おすすめの軽アイゼンをチェックしてみましょう。
▼この記事の動画版:軽アイゼンは持ってるけど、12本アイゼンっているの?という方向け

商品名 | ![]() ニュークラシック | ![]() ニュークラシック | ![]() コンタクトストラップ | ![]() バサック フレックスロック | ![]() LXT-12アイゼン | ![]() G12 EVO ニューマチック | ![]() セラック クリップ | ![]() バサック レバーロックユニバーサル | ![]() LXB-12アイゼン | ![]() G12 EVO オーマチック | ![]() セイバートゥース プロ | ![]() LXF-12アイゼン |
メーカー | グリベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | ペツル | モンベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | ペツル | モンベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | モンベル |
装着タイプ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | セミワンタッチ | セミワンタッチ | セミワンタッチ ワンタッチ | セミワンタッチ | ワンタッチ | ワンタッチ | ワンタッチ |
爪数 | 12本 | 12本 | 10本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 |
重さ(ペア) | 964g | 832g | 998g | 895g | 825g | 1,006g | 905g | セミワンタッチ/875g ワンタッチ/845g | 865g | 1,012g | 890g | 870g |
グリップ力 | 強い | 普通 | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い |
主素材 | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | ステンレス (やや軽量/研ぎやすい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | ステンレス (やや軽量/研ぎやすい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
商品名 | メーカー | 装着タイプ | 爪の数 | 重さ(ペア) | グリップ力 |
G12 EVO オーマチック | グリベル | ワンタッチ | 12本 | 1,012g | 強い |
G12 EVO ニューマチック | グリベル | セミワンタッチ | 12本 | 1,006g | 強い |
G12 EVO ニュークラシック | グリベル | ストラップ | 12本 | 964g | 強い |
エアーテックEVO オーマチック | グリベル | ワンタッチ | 12本 | 886g | 普通 |
エアーテック EVO ニューマチック | グリベル | セミワンタッチ | 12本 | 872g | 普通 |
エアーテック EVO ニュークラシック | グリベル | ストラップ | 12本 | 832g | 普通 |
G12/エアーテック EVO デュアルマチック | グリベル | セミワンタッチ ワンタッチ | 12本 | G12/1,012g エアーテック/886g | G12/強い エアーテック/ 普通 |
G10/G1 EVO ニュークラシック | グリベル | ストラップ | 10本 | G10/806g G1/764g | 普通 |
セイバートゥース プロ | ブラックダイヤモンド | ワンタッチ | 12本 | 890g | 強い |
セラック クリップ | ブラックダイヤモンド | セミワンタッチ | 12本 | 905g | 強い |
セラック ストラップ | ブラックダイヤモンド | ストラップ | 12本 | 860g | 強い |
コンタクトストラップ | ブラックダイヤモンド | ストラップ | 10本 | 998g | 強い |
サルケン | ペツル | セミワンタッチ ワンタッチ | 12本 | セミワンタッチ/905g ワンタッチ/875g | 強い |
バサック レバーロックユニバーサル | ペツル | セミワンタッチ ワンタッチ | 12本 | セミワンタッチ/875g ワンタッチ/845g | 強い |
バサック フレックスロック | ペツル | ストラップ | 12本 | 895g | 強い |
イルビス レバーロックユニバーサル | ペツル | セミワンタッチ ワンタッチ | 10本 | セミワンタッチ/770g ワンタッチ/740g | 普通 |
イルビス フレックスロック | ペツル | ストラップ | 10本 | 790g | 普通 |
LXF-12 | モンベル | ワンタッチ | 12本 | 870g | 強い |
アイゼン購入者からの口コミ
※クラウドワークスにて「【雪山用10本・12本アイゼン】買って良かったアイゼンを教えてください」というアンケートをとりました(調査期間は2023年08月1日~2023年08月29日 )。
グリベル G12 エアーテック・ニュークラシック
変化する雪の状態にも適応できるため、アイゼンとしての優れた安定感があります。 グリヴェル グラムプオン:高品質な材料を使用し、耐久性があります。調整可能なストラップやフロントポイントの交換が可能なモデルもあり、使い勝手が良いです。
グリベル: G10 ニュークラシック
自分自身としては良かった点としては幅広い登山靴と相性が良い傾向があり、デザインがかっこいいこと。またモデル種類が多く好みに合わせて選択できることです。逆に悪かった点としては人と被る場合があり、ストラップの固定時はグローブをしながら操作しにくいこと。また登山靴サイズが24cm以下の人は高所に向いたモデルがないことです。
ペツル:レオパード
つけているのを忘れるくらい軽いということと、装着が面倒。ヒモに通すのが思いのほか面倒なことがとても残念だなと思っています。でもとても使いやすいのでとても気に入っています。アルミアイゼンは歯がすぐになくなってくるので耐久性はないのですが、数年程度の使用であれば気にならないでしょう。
アイゼンが必要な理由
アイゼンは、雪の上で使う滑り止めで、転倒防止や安全性を高めるのはもちろん、雪の上を楽に歩けるようになります。
雪山の登りや下りでは、アイゼン無しでは進むのは難しく、凍結している斜面は、アイゼン無しでは全くと言っていいほど登ることはできません。
また、平らな雪道でもアイゼンを履いて歩くと、滑らず安定して歩くことができるので、疲れ少なく歩くことができます。

アイゼンは、雪山を安全に楽に進むために必要な装備です。

[厳冬期まで対応できる]おすすめの10本・12本アイゼン

冬用のアイゼンは10本・12本が特に人気で、特に理由がなければ、グリップ力の高い12本アイゼンがおすすめです。理由は、12本アイゼンで行けない雪山はほとんどないからです。
ですが、場合によっては10本を選ばなくてはならない時があります。
それは、靴のサイズです。靴のサイズが小さい場合、12本アイゼンが取り付けられない場合があるからです。
靴のサイズが小さい方は注意しましょう。

サイズが気になる場合は、靴を持ってアイゼンを選びに行きましょう
クロモリ鋼・クロムモリブデン鋼
グリベル、モンベルのアイゼンはクロモリ鋼で爪が作られています。
クロモリ鋼とは、クロム(Cr)とモリブデン(Mo)を添加した合金鋼のことを指します。
その特徴は「めちゃくちゃ丈夫(耐摩耗性が高い)」上に軽いことです。自転車のフレームや工具などにも使われることが多く、長く使えることを重視するなら最も向いている素材です。

アイゼンの摩耗が気になるなら、グリベル、モンベルのアイゼンがおすすめということ
スチール
スチールはクロモリ鋼よりも軽量でステンレスより丈夫な中間的な素材です。
ペツルのアイゼンはスチール製で軽量化されており、軽さも欲しいと言う方によく選ばれる素材です。
丈夫さはクロモリ鋼ほどではありませんが、多少落ちる分、研ぎ直すのも楽です。
ステンレス
摩耗はスチール、クロモリ鋼に劣りますが、その分爪先が丸くなっても研ぎやすい素材です。
ステンレスだから選ぶというよりも、ステンレスであるブラックダイヤモンドのアイゼンが登山靴に合うからと言う理由で選ばれることが多い印象です。
アイゼンの取り付け方の種類
アイゼンの靴への取り付け方の種類はワンタッチ・セミワンタッチ・ストラップタイプの3種類になります。
登山靴によって装着できるものが変わってくるので、自分の履いている登山靴にあった取り付け方法のアイゼンを選びましょう。


コバって何のことだろう?

コバは靴の前後にあるでっぱりのことだね。
靴によってないものもあるし、後ろだけあるものとかいろいろあるよ

ワンタッチアイゼン
前の金具をつま先の前コバを引っ掛けて、後ろの金具をかかとのコバにひっかけて固定するタイプです。
凍結面や斜面にアイゼンを蹴りこんでもベルトなどが緩みにくく、最も安定して登山靴に取り付けられる方式です。
注意点は、登山靴とアイゼンに相性があり、コバがあっても必ずワンタッチアイゼンが取り付けられるわけではないところです。ワンタッチアイゼンを購入する時は、必ず登山靴を持参して購入するかネットの情報を確認しましょう。

雪山用の登山靴のほとんどが、前後にコバの付いたワンタッチアイゼン対応の靴です。
セミワンタッチアイゼン
後ろの金具をかかとのコバにに引っ掛けて固定します。前側はストラップになっています。
ワンタッチアイゼンよりも取り付けられる登山靴も多く、後ろにだけコバが付いている登山靴だけでなく、前後にコバが付いている登山靴にも取り付けることができます。
どんな使い方をしても比較的アイゼンが緩みにくいので、ほとんどの雪山で問題無く使うことができます。

コバの付いた登山靴を持っている方で、初めて10本、12本のアイゼンを購入する場合はセミワンタッチタイプがおすすめです。
ストラップ式アイゼン(ベルト式アイゼン)
前も後ろもストラップで固定するタイプです。取り付ける登山靴を選びません。
6本以下の簡易アイゼンは、ほとんがどこの方式です。もちろん、10本12本のアイゼンでもこの方式のアイゼンがあります。
10本や12本アイゼンのベルト式の場合、ほぼすべての登山靴に取り付けられるので、登山靴を買い替えても使い続ける事ができます。
ストラップ式の場合、急な斜面など、前爪を蹴りこみ続けたりするとベルトが緩んでくることもあるので注意しましょう。
最初はセミワンタッチを選ぶべき理由
3種類の取り付け方法を紹介しましたが、最初はセミワンタッチアイゼンを選ぶことをおすすめします。
取り付けも簡単で、冬用の登山靴はもちろん、冬用以外にも後ろ側にコバが付いている登山靴が比較的多いからです。
また、履き続けていても、凍結面や斜面にアイゼンを蹴りこんでも、アイゼンが緩みにくくなっています。
セミワンタッチは、取り付けられる登山靴も多く、緩みも少ないので安心して使うことができます。

登山靴を買い替えても、後ろのコバがあれば、取り付けられないことはあまりないのもおすすめポイントの1つです。
厳冬期の高山まで使える「おすすめの10本・12本アイゼン」
ここでは、どんな雪山でも使えるおすすめの10本・12本アイゼンを紹介していきますね。

アイゼンを選ぶ時は、雪山で履く自分の靴を必ず持っていき、取り付けられるかの確認を必ずしましょう。また、ネットのクチコミなどで取り付けられる靴を確認する方法もあります。
商品名 | ![]() ニュークラシック | ![]() ニュークラシック | ![]() コンタクトストラップ | ![]() バサック フレックスロック | ![]() LXT-12アイゼン | ![]() G12 EVO ニューマチック | ![]() セラック クリップ | ![]() バサック レバーロックユニバーサル | ![]() LXB-12アイゼン | ![]() G12 EVO オーマチック | ![]() セイバートゥース プロ | ![]() LXF-12アイゼン |
メーカー | グリベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | ペツル | モンベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | ペツル | モンベル | グリベル | ブラックダイヤモンド | モンベル |
装着タイプ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | ストラップ | セミワンタッチ | セミワンタッチ | セミワンタッチ ワンタッチ | セミワンタッチ | ワンタッチ | ワンタッチ | ワンタッチ |
爪数 | 12本 | 12本 | 10本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 | 12本 |
重さ(ペア) | 964g | 832g | 998g | 895g | 825g | 1,006g | 905g | セミワンタッチ/875g ワンタッチ/845g | 865g | 1,012g | 890g | 870g |
グリップ力 | 強い | 普通 | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い | 強い |
主素材 | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | ステンレス (やや軽量/研ぎやすい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | ステンレス (やや軽量/研ぎやすい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) | スチール (軽量/やや頑丈) | クロモリ鋼 (頑丈/研ぎにくい) |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
メーカーから選ぶ
10本・12本のアイゼンは色々なメーカーから出ていますが、人気が高いのは、グリベルとブラックダイヤモンド、ペツルのアイゼンです。
性能差はほとんどないと言えますので、自分の好みのメーカーからアイゼンを選ぶのも有りです。
グリベルのアイゼン

グリベルのアイゼンは人気度No1の最強アイゼンです。
迷ったらこの中から選んで良いレベルですので、靴との相性を確認して選びましょう。
ダントツ一番人気なので人と被りますが、幅広い登山靴と相性が良いので失敗しにくいアイゼンと言えます。
またグリベルのアイゼンは、取り付け方法により名前が以下のようになっています。
・ワンタッチアイゼン→オーマチック
・セミワンタッチアイゼン→ニューマチック
・ストラップ式アイゼン→ニュークラシック
・セミワンタッチ式、ワンタッチアイゼンどちらも可→デュアルマチック
グリベルのアイゼンについて、以下にまとめましたので選ぶ時の参考してくださいね。
特に理由がなければ、どんな場面でも使えるG12シリーズがおすすめです。

1818年にモンブランの麓で始まったグリベルは、アルプスの山々にチャレンジする登山家の要望に応えてきた長い歴史と実績がある信頼性の高さも魅力です。
G10/G12 | エアーテック | エアーテックライト | |
爪数 | 10本、12本 | 12本 | 12本 |
素材 | ニッケルクロムモリブデン鋼 | ニッケルクロムモリブデン鋼 | アルミ |
重さ(ペア) | 約1,000g | 約880g | 600g弱 |
取り付け | ワンタッチ/セミワンタッチ/ストラップ式/デュアルマチック | ワンタッチ/セミワンタッチ/ストラップ式/デュアルマチック | ワンタッチ/セミワンタッチ/ストラップ式 |
グリップ力 | かなり高い | 高い | 普通 |
メリット | どんな場面でも使える | グリップ力と軽さのバランスが良い | 軽い |
デメリット | 重たい | G12ほどのグリップ力はない | 凍結面に不向き、耐久性が低い |
ブラックダイヤモンドのアイゼン

ブラックダイヤモンドのアイゼンの特徴は、爪の素材にステンレスを使っているところです。
そのためサビにくく、他社のスチール製アイゼンと比較して軽く作られています。
サビにくいので手入れが比較的簡単で、軽いと負担なく履くことができるので、初めてアイゼンを使う方はもちろん、ベテランの方にもおすすめです。
また、アイゼンの名前と取り付け方法は以下になります。
・ワンタッチアイゼン→プロ
・セミワンタッチアイゼン→クリップ
・ストラップ式アイゼン→ストラップ
ブラックダイヤモンドのアイゼンについて、以下にまとめましたので選ぶ時の参考してくださいね。
セイバートゥース | セラック | コンタクト | ネーベ | |
爪数 | 12本 | 12本 | 10本 | 10本 |
素材 | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレススチール | アルミ |
重さ(ペア) | 890g | 905g | 808g | 468g |
取り付け | ワンタッチ | セミワンタッチ ストラップ式 | ストラップ式 | ワンタッチ |
グリップ力 | かなり高い | 高い | 高い(セラックより低い) | 普通 |
メリット | どんな場面でも使える | 多くの登山靴に取り付けられる | ほとんどの登山靴に取り付けられ、軽い | 軽い、収納がコンパクト |
デメリット | 前後コバのある靴にしか取り付けられない | セイバートゥースほどのグリップ力はない | セラックよりはグリップ力が低い | 凍結面に不向き、耐久性が低い、スキーブーツ向けで合う登山靴が限られる |
>>【登山スタイル別】ブラックダイヤモンドのおすすめアイゼン
ペツルのアイゼン

ペツルのアイゼンの特徴はなんといっても、自在に取り付け方法などを変えることができる、アルペンアダプトシステムです。
アルペンアダプトシステムは、靴への取り付け部分の部品を、前後問わずにストラップ式とワンタッチ式に、部品を交換できるすることで切り替えることができます。また、爪部分などの部品も変えられます。
そのため、ほぼすべての靴に取り付けることができます。もちろん、アイゼンに最も大切なグリップ力も他社と変わりありません。
これから少しずつ雪山を始めて、いずれは冬靴の購入も考えているという方や、厳冬期から残雪期、雪渓など幅広い場面で使いたい方におすすめのアイゼンです。
アイゼンの名前と取り付け方法は以下になります。
・ワンタッチアイゼン→フィル
・セミワンタッチアイゼン→フィルフレックス
・ストラップ式アイゼン→フレックスロック
ペツルのアイゼンについて、以下にまとめましたので選ぶ時の参考してくださいね。
サルケン | バサック | イルビス/イルビスハイブリッド | レオパード | |
爪数 | 12本 | 12本 | 10本 | 10本 |
素材 | スチール | スチール | スチール(イルビス)、前スチール・後ろアルミ(ハイブリッド) | アルミ |
重さ(ペア) | 875g(ワンタッチ)、905g(セミワンタッチ) | 875g(セミワンタッチ)、895g(ストラップ式) | 740g(ワンタッチ)、770g(セミワンタッチ)、790g(ストラップ式)、540g(ワンタッチ・ハイブリッド)、570g(セミワンタッチ・ハイブリッド) | 330g(セミワンタッチ)、385g(ストラップ式) |
取り付け | ワンタッチ セミワンタッチ (アルペンアダプトシステム対応) | セミワンタッチ ストラップ式 (アルペンアダプトシステム対応) | ワンタッチ セミワンタッチ ストラップ式 (アルペンアダプトシステム対応) | セミワンタッチ ストラップ式 (アルペンアダプトシステム対応) |
グリップ力 | かなり高い | 高い | 普通 | 普通 |
メリット | どんな場面でも使える | どんな場面でも使える | 12本モデルよりも軽い | 軽い、収納がコンパクト |
デメリット | やや価格が高い | 万能ゆえにやや中途半端 | 軽いがグリップ力は落ちる | 凍結面に不向き、耐久性が低い |
アイゼンの取り付け方法から選ぶ
アイゼンの選び方として、取り付け方法で選ぶのもアリです。
自分の靴にコバがあるか確認し、取り付けられる方法を選びましょう。

コバがある靴は、ストラップ式も取り付けられることができます。コバがあるからといっても必ずワンタッチ式を選ぶ必要はありません。
ワンタッチアイゼン
まずはワンタッチ式のおすすめアイゼンです。
以下のアイゼンの特徴について記載していくので、自分に合ったアイゼンを選びましょう。
商品名 | ポイント | メーカー | 装着タイプ | 爪の数 | 重さ | グリップ力 |
G12/エアーテック EVO オーマチック | 一番人気、グリップ力、信頼性高い | グリベル | ワンタッチ | 12本 | EVO/1,012g エアーテック/886g | 強い |
セイバートゥース プロ | ステンレス製でサビにくい | ブラックダイヤモンド | ワンタッチ | 12本 | 890g | 強い |
サルケン/ バサック | 様々なタイプのアイゼンに変更可 | ペツル | ワンタッチ (セミワンタッチ/ストラップ) | 12本 | サルケン/875g バサック/845g | 強い |
LXF-12 | グリップ力と価格のリーズナブルさのバランスが良い | モンベル | ワンタッチ | 12本 | 870g | 強い |
【12本爪】グリベル G12/エアーテック EVO オーマチック
G12/エアーテック オーマチックは、12本爪アイゼンの定番で、安定したグリップ力が魅力です。
その理由は、G12は爪が長く、急な斜面や凍った路面でも、安定したグリップ力を発揮します。
また、ワンタッチ式は靴との一体感と密着が強く、凍った斜面にアイゼンを安定して蹴りこむことができます。
オーマチックはフロントのワンタッチ用の部品をベルト式のトランスフォーマーベイルに交換することで、前側にコバの無い靴にも取り付けることができるのも、地味に大きなポイントです。
エアーテックはG12より爪が短くグリップ力は落ちますが、その分軽くなっています。

特に冬に森林限界より上を登ると、稜線上が氷結していて前爪でけりこまないと滑落しそうな時があります。
そんなとき、12本爪アイゼンでないと進むことも引くこともできなくなります。
雪を掴めます。
amazonレビューより
雪の多い日に最強なアイゼン
【12本爪】ブラックダイヤモンド セイバートゥース プロ
セイバートゥース プロはブラックダイヤモンドのアイゼンの中で最もグリップ力が高く、ステンレス製なので、錆びにくく890gと軽い12本爪のアイゼンです。
取り付けはワンタッチ式で、縦走から急斜面などのバリエーションルートまで、どんな場面でも安心して使うことができます。
また、ステンレスは軽いだけでなく、ほとんどサビないので、手入れが楽なのも魅力の1つです。
【12本爪】ペツル サルケン/バサック
ペツルのアイゼンが他のメーカーと圧倒的に違うのは、ALPENADAPT(アルペンアダプト)と言われるシステムを使っていて、前後の爪はもちろん取り付け方法も自在に選べる所です。
サルケンは最もグリップ力の高い12本で、フロントの爪がギザギザになっています。バサックはG12やセイバートゥースに準じたモデルで、こちらでも十分なグリップ力があります。
気をつけなくてはならないのは、どちらのモデルもワンタッチにする場合は、セミワンタッチ式のレバーロックユニバーサルモデルを購入し、フロントの取り付け部品をフィルという部品に交換しなければならないところです。
前後をつなぐメタルプレートの穴のピッチが他社より細かく(穴が少しずれた2列に開いている)、細かい調整ができます。
amazonレビューより
あと他の方も書いていますが、初期状態の爪先の尖り具合が半端ないです。雪と岩のミックスルートで真価を発揮します。
他メーカーのアイゼンより軽い。
amazonレビューより
【12本爪】モンベル LXF-12 アイゼン
LXF-12はモンベルの12本爪、ワンタッチアイゼンで、870gと軽いことが特徴のモデルです。
クロムモリブデン鋼で爪も長めなので、グリップ力も十分です。
冬靴などの登山靴も扱うモンベルのアイゼンなので、同社の靴にはぴったりとフィットするので、モンベル製の靴を使っている人には特におすすめです。
セミワンタッチアイゼン
ここではセミワンタッチ式アイゼンのおすすめを記載していきますね。
セミワンタッチは取り付けられる靴が多いのが特徴です。
商品名 | ポイント | メーカー | 装着タイプ | 爪の数 | 重さ | グリップ力 |
エアーテック/ハイブリッド EVO ニューマチック | 人気・信頼性共に高い | グリベル | セミワンタッチ | 12本 | エアーテック872g/ハイブリッド734g | 普通 |
G12/エアーテック EVO デュアルマチック | セミワンタッチ⇔ワンタッチに切り替え可 | グリベル | セミワンタッチ(ワンタッチ) | 12本 | G121,012g/エアーテック886g | G12 強い/エアーテック 普通 |
セラック クリップ | ステンレス製でサビにくい | ブラックダイヤモンド | セミワンタッチ | 12本 | 905g | 強い |
サルケン/バサック レバーロック | 様々なタイプのアイゼンに変更可 | ペツル | セミワンタッチ (ワンタッチ/ストラップ) | 12本 | サルケン/905g バサック/875g | 強い |
【12本爪】グリベル エアーテック/ハイブリッド EVO ニューマチック
エアーテックは、G12と比べて軽いので、アイゼンに慣れていない初心者の方でも使いやすいアイゼンです。
また、爪が短い分グリップ力はG12より落ちますが、爪先が引っ掛かって転倒するなどのリスクが少ないのも、初心者の方におすすめできる理由の1つです。
セミワンタッチ式であれば、よほど硬い凍結面でない限り蹴りこみやすく、前側にコバの無い靴にも装着できるのも、良い面の1つです。
G12と比べて軽く、転倒のリスク少なく、グリップ力も十分、どんな靴にも合わせやすい、と4拍子揃ったおすすめのモデルです。

後ろ側の爪がアルミ製の、さらに軽いハイブリッドEVOモデルもあります。
初めてアイゼンだが、買い替えとか嫌なので定評のあるこれにした。
amazonレビューより
靴はスカルパのモンブランプロGTX、EU47サイズでは入らず。
ロングメタルプレートを追加で買い交換したら、ばっちり適合した。
12本爪としては軽いようだ、厳冬期の八ヶ岳(硫黄岳、天狗岳、西岳)に三回行ったが
何も問題ない、硫黄の頂上は爆風で岩が露出していたが、そこを歩いても異常は起きなかった。
【12本爪】グリベル G12 EVO デュアルマチック/エアーテック EVO デュアルマチック (旧 Jマチック)

デュアルマチック(旧Jマチック)はセミワンタッチ式で『後からワンタッチアイゼンに変更できるアイゼン』です。
フロントベイルという前爪をひっかける部分が交換可能なのです。交換用の部品も付属しています。
グリベルの他のセミワンタッチアイゼンには無い『デュアルマチック(旧Jマチック)』だけの特徴です
デュアルマチックの靴への装着方法は、他のセミワンタッチアイゼンと同じです。
- アイゼンを展開して靴のサイズに合わせる
- つま先部分をフロントベルトに差し込む
- かかとのバインディングを靴に取り付ける。(バインディングの取り付け時にかなり硬い位になるようにアジャスターを調整する)
- ベルトを取り付ける。(ベルトはかなりきつめにする)
- 余ったベルトが邪魔にならないよう巻き付けて結ぶ

【12本爪】ブラックダイヤモンド セラック クリップ
セラッククリップはセイバートゥースのセミワンタッチ版で、グリップ力が高く取り付けられる登山靴も多いアイゼンです。
もちろんステンレス製なので、サビにくく手入れも簡単です。
冬靴などを履くことの少ない残雪期などでも後ろ側にコバのある靴であれば装着できるので、色々な場面で使うことができます。
今年で3年目の使用になります。特に不具合もなく良い商品だと思います!
amazonレビューより
【12本爪】ペツル サルケン/バサック レバーロックユニバーサル
サルケンとバサックはペツルの特徴である取り付け方法などを変更できるアルペンアダプトシステムを採用しています。2つの違いは、フロントポイント形状の違いによるグリップ力の違いで、サルケンの方が高いグリップ力を持っています。
セミワンタッチとして使う場合、フロントポイントを生かした蹴りこみは、靴への密着度がワンタッチよりも低いことも有りそれほどできません。
ワンタッチ式として使う予定がないのであれば、30gほど軽いバサックがおすすめです。
通常アイゼンと登山靴の相性を確認し購入するべきですが、店舗では売り切れで手に入らないということだったのでアマゾンから購入しました。現在履いている登山靴AKUのヤツミネに相性ばっちりでした。特殊な形状の登山靴でなければ色々な登山靴との相性がいいのかもしれません。
amazonレビューより
ストラップアイゼン
次にストラップ式のアイゼンのおすすめを記載していきますね。
商品名 | ポイント | メーカー | 装着タイプ | 爪の数 | 重さ | グリップ力 |
G12/エアーテック EVO ニュークラシック | 高い信頼性とグリップ力 | グリベル | ストラップ | 12本 | G12 964g/エアーテック 832g | G12 強い/エアーテック 普通 |
セラック ストラップ | サビにくく手入れが楽 | ブラックダイヤモンド | ストラップ | 12本 | 860g | 強い |
バサック フレックスロック | セミワンタッチ、ワンタッチ式に変更可 | ペツル | ストラップ | 12本 | 895g | 強い |
【12本爪】グリベル G12 EVO ニュークラシック/エアーテック EVO ニュークラシック
ニュークラシックは、ストラップ式アイゼンで、冬の低山や残雪期、雪渓歩きで使われる方におすすめのアイゼンです。
ストラップ式は、軽登山靴から冬靴まで幅広い登山靴に取り付けることができるメリットがあります。
ただ、靴への密着度は他の方式と比べると低いので、急な斜面や前爪を頻繁に使うような場面にはあまり向いていないので注意しましょう。
G12とエアーテックの違いは、重さとグリップ力なので、グリップ力が欲しい方はG12を、軽いモデルが良い方はエアーテックを選ぶとよいです。
ベルトの文字が黒い
amazonレビューより
刃が黒い
最新型は精悍な出立ちになった
その分2000円ほど値上がった><;
でも安全に直結する道具にはケチれないのが辛いところ(笑
【12本爪】ブラックダイヤモンド セラックストラップ
セラックストラップは、ストラップ式で取り付ける靴を選ばず、ステンレス製なのでサビにくいので、手入れも楽な使いやすいアイゼンです。
使いやすいだけでなく、12本爪と長い爪によるグリップ力の高さなど性能も十分です。
本格的な雪山登山にはセミワンタッチかワンタッチ式アイゼンが良いですが、残雪期や冬の低山、夏の雪渓など幅広いシーンで使える、おすすめのアイゼンです。
クランポンは一年に数回しか使わないので、サビが一番気になります。
amazonレビューより
これはステンレス製なのでサビの心配をしなくて安心
【12本爪】ペツル バサック フレックスロック
バサックフレックスロックはストラップ式のアイゼンですが、後から部品を交換してセミワンタッチやワンタッチ式のアイゼンに変更することができるアイゼンです。
様々な登山靴に取り付けられるのはもちろん、部品を交換してセミワンタッチ、ワンタッチにすれば、厳冬期の高山などにも使うことができます。
部品を交換すればどんな靴にも、どんな場面でも使うことができるので、1つのアイゼンで全てを賄いたい方におすすめです。
【10本爪】グリベル G10 EVO ニュークラシック/G1 EVO ニュークラシック
G10とG1は、グリベルの10本爪のアイゼンで、12本爪に比べて軽く扱いやすいアイゼンです。また、靴のサイズが小さく、12本爪が使いにくい方にもおすすめのアイゼンです。
G10とG1の違いは以下にまとめました。
大切なグリップ力はどG10の方がやや高いですが、爪が鋭い分G1も十分なグリップ力があり、急な斜面が無ければ、どちらを選んでもあまり変わりません。
G10 | G1 | |
重さ(ペアー) | 806g | 764g |
取り付け | ストラップ式 | ストラップ式 |
素材 | ニッケルクロムモリブデン鋼 | 炭素鋼 |
グリップ力 | 普通 (G12には劣るがG1より高い) | 普通 (G10にはやや劣る) |

急な斜面の少ない冬の低山や残雪期、雪渓での使用がメインなら、軽さ重視でG12でなくG10/G1を選ぶのもアリです。

特に冬靴を履かずに行ける雪山なら、軽くてサイズの小さい靴にも合うし、賢い選択かもしれないわ
厳冬期の低山登山用に購入
G1 amazonレビューより
コバのないトレッキングブーツにも使える10本爪軽アイゼン
とはいえそこは人気のグリベル
食いつきはなかなか良い
2000mくらいまでの低山で、よほどの危険個所に行かないなら、これで十分
モンベルの10本爪軽アイゼンと比べれば前爪が長いのがポイント
歩きやすさは少し落ちるが、蹴り込みが効くのはありがたい
岩に乗っても粘る感じで扱いやすい
見た目もそれっぽいし、黒いストラップがかっこいい
ケースは附属しないので、他に準備する必要はある
値段はグリベルとしては手ごろ
モンベル10本爪では物足りないけど、本格的な12本爪までは必要ない
そんな絶妙なラインのギアだ
【10本爪】ブラックダイヤモンド:コンタクトストラップ
10本爪のコンタクトストラップは、爪の本数こそ少ないものの、12本モデルと変わらない爪で、十分なグリップ力を持ったアイゼンです。

ブラックダイヤモンドのコンタクトは、
10本爪でありながら返しが付いた鋭利な爪先で
靴サイズが24cm未満の方なら間違いない選択となります

足サイズが小さいなら12本爪の「セラック」よりもおすすめだね
Q:12本爪じゃなくていいの?
A:足サイズが小さいなら12本にこだわるとフィットしにくく、かえって危険になります。
そのため、多くの雪山登山ツアーではアイゼン10本爪以上が条件となっているため、自分にあった選択をすれば良いんだ。
そして10本爪アイゼンはメーカーによって爪のとがり具合や長さが違いますが、特にグリップ力があるのがブラックダイヤモンドになります。
軽登山靴で雪山行きとなったので不安でしたが、谷川だけで役立ちました。使えます。
amazonレビューより
【10本爪】ペツル イルビス
イルビスはペツルの10本爪アイゼンで、セミワンタッチのレバーロックユニバーサルとストラップ式のフレックスロックから選ぶことができるモデルです。
他のペツルのアイゼンと同じように、アルペンアダプトシステムに対応しているので、10本爪でワンタッチアイゼンにすることもできます。また、前側の爪を変更して、12本爪にすることもできます。
色々と交換することで、10本爪ですが幅広い使い方ができる、おすすめのアイゼンです。
とにかく軽くて小さい。商品が届いてビックリです。
前はスチール、後はアルミ、結合はヒモです。これまでいわゆる普通の12本アイゼン(セミワンタッチ)でした。収納サイズは、ほぼ半分になりました。
イルビスハイブリッド amazonレビューより
2019-2020のシーズン、徐々に試していきたいと思います。
完全な積雪状態ではなく、一部に岩や土が出ているところはどうなんでしょうか?
ヒモの部分が心配です。予備を購入しておきます。
チェーンスパイク
アイゼンではありませんが、いざというときにチェーンスパイクを持っていると、初冬や残雪期には安心できます。
雪が少ない場合や、雪の状態によってはアイゼンよりもチェーンスパイクが有効な場合があるので、アイゼンを持っている方も購入を検討することをおすすめします。
使用感としては思っていたよりかなり頑丈ですね
雪が無くなってもしばらく岩場とか歩いてから外したんですが歯が曲がったり欠けたりすることもなく、着用感もそうそうズレることも無く良い感じでした安かったのですぐ壊れるだろう…と思ってたんですが、なかなかです♪
帰ってちゃんと手入れさえしてやれば長持ちしそうですね
オススメです(^^)
amazonレビューより
アイゼンと合わせて用意したいアイゼンケース
アイゼンを使う場合は、アイゼンケースがあった方が良いです。
ザックに入れて運ぶ場合や、電車などで山まで移動する際に必要だからです。
アイゼンケースはただの袋ではなく、アイゼンの刃が当たっても破れたりしないよう、特殊な布が使われています。
それぞれのメーカーから、色々なアイゼンケースが出ているので、アイゼンを購入する際は一緒に購入を検討しましょう。
まとめ
アイゼンは雪山登山には必ず必要な道具の1つ。
そんなアイゼンについて、10本12本爪のアイゼンの種類についてまとめてきました。
最もおすすめな、グリップ力が高く人気と信頼性も高いグリベルをはじめ、サビに強く手入れが簡単なブラックダイヤモンド、アルペンアダプトシステムで、取り付け方法や爪を変更できるペツルと、それぞれメーカーに特徴があります。
それぞれおすすめは、
・最もおすすめは、ワンタッチとセミワンタッチを切り替えられグリップ力も高いG12 EVO デュアルマチック
・手入れなどをできるだけ省きたい方は、サビに強く手入れが簡単なブラックダイヤモンド セラック クリップ
・厳冬期から残雪、雪渓など幅広く使いたい方は、アルペンアダプトシステム搭載のペツル バサック レバーロックユニバーサル
になります。
みなさんも自分に合ったアイゼンを見つけて、冬の山を満喫しましょう!
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