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【2025年】おすすめの雪山登山のビーコン(雪崩対策)実地検証レビュー

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

ビーコンは雪山登山の3種の神器の1つと言われています。

そのため、登山ツアーに参加するための必須装備として指定されていることも少なくありません。

ヤマノ
ヤマノ

ビーコンはなじみのない道具なので、選び方をまとめてみました
結論から言うと、マムートのバリーボックス一択です。

この傾向は2021年以降から2025年最新まで変わっていません。

コスパを求める人だけ、オルトボックスのZOOM+を選びましょう

ビーコンは雪崩に巻き込まれたときに同行者の命を救うと共に、自身が見つけてもらうために必須な道具なので、何に使うのか、どんなものを選べば良いか考えてみましょう!

あなたは雪に埋まったことはありますか?私はあります。ガチで抜け出せません。

だからこそ雪崩対策が必要なのです。総合的な選び方については以下の動画で解説しましたので、合わせて聞き流して頂けますと幸いです。

見た目
商品名バリーボックス2バリーボックスS2ZOOM+EVO5マイクロBT
特徴8割が選ぶ定番
高性能
性能にこだわる人向け安さにこだわる人向け軽量で扱いやすい超軽量でバックカントリーで人気
捜索帯域幅70m70m40m40m50m
価格\45,000円 前後\5,7000円 前後\39,000円 前後\43,000円 前後\48,000円 前後
探索方式デジタルデジタル
アナログ
デジタルデジタルデジタル
重さ180g210g200g170g150g
バッテリー(送信時)300時間300時間250時間200時間200時間
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
この記事を書いた人

ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

ビーコンの種類

雪崩ビーコンはアナログ式、デジタル式、アナログ・デジタル切り替え式の3種類があります。

結論から言うと価格関係なく性能で選びたいなら、アナログ/デジタル切り替え式が最強です。

コスパを考えるなら、デジタル式です。実際のところ、ビーコン利用者の9割はデジタル式を選んでいます。

ヤマノ
ヤマノ

デジタル式で一番人気はマムートのバリーボックス
アナログ/デジタル切り替え式だとバリーボックスSになります。

種類特徴価格目安性能
デジタル式アンテナ1~3本
一番の主流モデル
現行モデルの9割がこの方式
30000~45000円アンテナの本数が多いほど
捜索精度が高く、
アンテナ3本選んでおけばok
アナログ/デジタル切り替え式アンテナ3本
アナログとデジタルの良いとこどりできるモデル
両方の機能が必要なので価格は高くなりがち
50000円アナログの捜索範囲の広さと
デジタルの捜索精度を
組み合わせた最強モデル
アナログ式アンテナ1本
受信範囲が広いので遠くから捜索が可能
旧式モデルなので現行品ではほとんど販売されていない
販売なし捜索範囲は広いが、
捜索精度が低い

雪山用ビーコン選びの体験談・口コミ

ヤマノ
ヤマノ

このブログ独自調査で実態を調査してみました。

結果から言うと、マムートのバリーボックスが他社の10倍くらい人気度が高く、

ビーコン探すなら一択と言って良い状況でした

その裏には元々人気な機種だったのに、値下げ傾向にあり性能が高いのに安いという異常な状況が背景にあります。

この記事から売れた商品は2019年から計測していますが、6割がバリーボックス、2割がバリーボックスS、1割がオルトボックス、1割がアルバという内訳ですね。

ちょこちょこブラックダイヤモンドやBCAも売れていますが、人気がマムートのバリーボックスという点は毎年変わらないです。

クラウドワークスにてガチ勢の方に「【雪山用ビーコン】買って良かったアバランチビーコンを教えてください」というアンケートをとりました(調査期間は2023年08月14日~  )。

投稿の一部↓

クラウドワークスのアンケート画面

マムート:バリーボックス

良かった点①電源スイッチ大きく、手袋をした状態でもON/OFFが容易②電池BOXの開閉に工具不要③電源始動時に大きめの音が出るので、入れ忘れ防止になる。残念だった点①付属の装着ケースがやや硬いため、身体のラインに合わず、しっくりくるポイントを探るのに苦労しました。②専用ハーネスと本体をつなぐ落下防止部品が装着位置によっては身体に当たり不快でした。

はちまんやま

アルバ:アクシオ

アクシオを選んだのは3本アンテナでコスパが良いと感じたからです。「Arva AXIOは3本の大きなアンテナを用いた“球形捜索”により、初期捜索、二次捜索、最終捜索のリアルな指示操作が可能になり、今までよりも早く、スマートに捜索が可能」といううたい文句につられました。ビーコンは1つしか持ってないので違いはよくわからないですが、満足しています。

30代男性ジョン

マムート:バリーボックス

自分自身としては初めての方が使ってもわかりやすいユーザーインターフェースで初めてでも分かり易かったのが良かったです。

年々加速する温暖化の影響により、以前では雪崩が起きなかった場所でも雪崩が起こるようになるなど、安全管理がより難しくなってきているのでそういった状況下においても使うことで少しでも安全に楽しめたらと考えています。

40代男性内田

ビーコンって何に使うの?

ビーコン探索

雪山登山は雪崩のリスクが付きまといます。ビーコンはそんな雪崩に巻き込まれたときに捜索、救出するためのものであると同時に、自身が埋没者となったときに発見してもらうためのものです。

ヤマノ
ヤマノ

ビーコンは正直なくても山には登れます。でも何かあったときに命に関わるので、必ず持って行くようにしましょう。

いざというときに発見は1分1秒を争います。短時間で発見するために、プローブ(ゾンデ)と合わせて持つようにしましょう。

ビーコンの義務化が進んでいる

ビーコンは雪山で雪崩遭遇時に命を守る道具です。

雪崩事故や遭難の急増していることにより、バックカントリーで人気のある富山県立山では入山時にビーコンの所持が義務付けられています。

その他には北海道ニセコでも滑走の許されているコース外ではビーコンの所持が推奨されています。

バックカントリーのツアーの参加条件となっていることも少なくありません。

ヨメノ
ヨメノ

義務だからではなく、命を守るために必須なんだね

使用回数が少ないならレンタルも価格が安くおすすめ

雪崩対策の3種の神器を揃えると、安くても4万は超えるでしょう。

アウトドアギアレンタルで5000円くらいほどでレンタルできるので、数回しか登山をしないような方は、レンタルも選択肢に上がります。

やまどうぐレンタル屋「プローブ(ゾンデ)&スコップ&ビーコン:4690円」

長く続けたい方は買った方が良いので、続きをご覧ください。

ソロ登山だからビーコンは不要が嘘である理由

雪山登山をしていて登山保険に入っていない人はいないと思います。

登山保険はあなた自身のためでもあり、家族のためでもあります。

もし雪崩で行方不明になったとき、ビーコンを持っていなかったら、救助隊が近くにいたとしても見つけることはできません。

死亡したとしても、家族には保険金はおりませんし、口座の引き出しはできず、行方不明扱いになるでしょう。

家族は見つかるまで何年も待ち続けることになります。

ヤマノ
ヤマノ

あなたの命の値段、家族を守るための数万なら安いものだと思います。

雪山登山するならそのくらいは覚悟して出しましょう。死んでも後悔します。

ビーコンの選び方

探知性能

探知性能を重視:アンテナ本数が多いほど探索の性能が上がりますアンテナが3本のものがおすすめです。本記事では、性能が最高なものとコスパに優れたものをそれぞれご紹介します。

操作のしやすさ・わかりやすさ

アナログ/デジタル:操作が難しいアナログ方式と操作が簡単なデジタル方式があります。初めてのビーコンはデジタル方式を選びましょう。どちらを選らんだとしても十分な練習は必要です。

本記事で紹介するのは、全てデジタル方式です。といっても古いものを選ばない限り、最近のものはだいたいデジタルです。中にはスマホのように、アップデートできるものもあります。

おすすめのビーコンを徹底比較

ビーコン関連用語の説明

コスパ重視ならアルバオルトボックス

トレーニングを重視するならピープス、ブラックダイヤモンドのビーコンが優秀です。

性能重視ならマムートがベストとなります。それは捜索帯域幅が広く、操作性に優れているからです。

最も高性能で人気が高いものは、マムートの「VALANCHE BEACON Barryvox 」です。迷ったらこれで良いというくらいには定番です。

ヤマノ
ヤマノ

圧倒的にバリーボックスが売れています。
問い合わせがあるのもだいたいこれ!

操作性から性能まで隙がありません。難点は価格が高いことと、探索時間が短いことくらい。

長時間探索することはないことを考えられば、必要な部分に性能を集中させているのでしょう。

他モデルと比べても頭1つ抜けています。

価格の安さで選ばれているのは、オルトボックスのzoom+です。こちらもアマゾンのビーコン売り上げ上位の常連ですね。

性能と重さまで考慮に入れるなら、アルバのEVO5も必見。アルバは電源の入れ忘れもなく、操作性も良いので個人的に好きです。

基本的な探索の仕方は、マムートもオルトボックスもアルバもほとんど同じです。

商品名
マムート
バリーボックス2

マムート
バリーボックスS2

オルトボックスZOOM+


アルバ
EVO5


PIEPS
マイクロBT
特徴8割が選ぶ定番
高性能
プロ向け
性能にこだわる人向け
安さにこだわる人向け
操作性は変わらない
軽量で扱いやすい
日本でも入手しやすい
超軽量でバックカントリーで人気
捜索帯域幅70m70m40m40m50m
価格\45,000円 前後\5,7000円 前後\39,000円 前後\43,000円 前後\48,000円 前後
探索方式デジタルデジタル
アナログ
デジタルデジタルデジタル
重さ180g210g200g170g150g
バッテリー(送信時)300時間300時間250時間200時間200時間
アンテナ3本3本3本3本3本
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

検証結果:ビーコン性能は、メーカーが違っても互換性あり

ここまでいろんな製品を比較しましたが、ビーコンは他の人が持っているものとの互換性が気になるもの。ということで友人とビーコンを雪面に埋めて探す訓練をしてみました。

使用したビーコンは3種類です。異なる各メーカーでも埋没時に探知できるかを検証しました。

用意したのは3つのメーカーの商品です。

BCA TRACKER 3
アルバ アバランチビーコン EVO4 
Ortovox アバランチ ビーコン S1+

アルバのビーコン はストラップ着用と同時に電源が入りますが、他2種はボタンで電源起動します。

どのビーコンでも埋める深さ50cmくらいまではスムーズに場所を特定できます。50cmくらいから方向を特定するのはコツがいるので少し練習が必要です。

また、複数の埋没者がいるときは、マーキング機能をしっかり使えるようにしておかないと、既に見つけたビーコンに反応してしまうので、効率よく探すことができません。

アルバのビーコンは、近くでマーキングボタンを押すことでマーキングが完了します。

検証は20m程度の範囲で行ったので、機種による捜索制度の差はほとんど感じられませんでした。また、画面表示もどの機種もわかりやすくなっています
実際の雪崩の現場では大きく流されてしまうので、捜索範囲は重要になるのでご注意ください。

ビーコンは機種が違っても通信規格が統一(457khzされているので、互換性があることを確認できました。

練習もおもしろいかつ使い方が身につくので、機会があればぜひ友人と試して見てください。

マムート : 価格は高いが確かな性能の「Barryvox」

マムート(MAMMUT) AVALANCHE BEACON Barryvox

Barryvoxは45年以上の歴史がある定番モデルです。その使用の容易さを追求していて、初心者が簡単に操作できるモデルです。

マーキング機能があり、複数の埋没者がいるときにマーキングして他の捜索者に伝え、すぐに他の埋没者の捜索に向うことができます。

捜索帯域幅が70mと広いので、探索が非常にしやすいモデルです。

ヤマノ
ヤマノ

8割の人がバリーボックスを選びます。

なぜなら性能が高いのに他メーカーより安いからです。

2024年からは新モデル「Barryvox 2」に変わりました。価格は3000円ほど高い代わりに、以下の変更があったからです。

アップデートが無料でできるだけで、価格差が埋められるので、今から買うなら「Barryvox 2」一択です。

新モデル変更ポイント

・各種設定やファームウェアのアップデートがスマホアプリ接続で自宅で可能
(旧モデルはアップデートに店舗で3,300円くらいかかってた)

・音声ガイダンスによる捜索の補助が追加

・単四電池3本⇒単四電池2本となり、20g軽量。200g⇒180gになった

旧モデルは3000円ほど安い代わりに、アップデートの度に費用がかかる(約3300円)

ちなみに「S(セーフティー)」がついたアナログ捜索も可能なモデルもありますが、こちらは一般登山なら過剰能力かと思います。逆にバックカントリーまでやるならSの方が良いと考えています。

細かい違いは以下に詳しく記載していますが、使いこなせばより多くの命を救うのにSの方が優れています。

実際にはバリーボックスSを選ぶのはガイドさんや山小屋勤務の方、バックカントリーツアーの関係者が多いです。

マムート : 性能最強の「Barryvox S」

>>マムートのアバランチビーコン比較 バリーボックスとバリーボックスSの違いは?

ヤマノ
ヤマノ

リアルでビーコン何がいいって聞くと、
絶対バリーボックスSが良いと言われるでしょう。

特にパーティメンバーから見たらあなたの装備が貧弱なせいで雪崩で死んだら困りますからね

安全性を考えれば最強なものを勧められるので間違っていませんが、それで他の装備のグレードが下がって危険になるなら、バリーボックスにしても良いと考えています。結局は予算次第ですね。

2024年は新モデル「Barryvox S2」が発売され、2025年では旧モデルの「Barryvox S」はほぼ在庫が見られなくなりました。そのため、「Barryvox S2」一択です。もし在庫があったとしても、大幅に改善されていますので、「Barryvox S2」を選んだ方が後悔しないでしょう。

バリーボックスのバリーとは、イヌの名前です。

バリーは今から200年以上前に、スイスのサン・ベルナール修道院で使役されていた山岳救助犬。

雪深いアルプスで山岳救助犬としてその生涯で40人以上の人命を救ったことにより、もっとも有名なセント・バーナードといわれ、サン・ベルナール修道院では今でも飼育されている犬にバリーという名前が受け継がれています。

マムートは、スイスの登山用品製造ブランドですから、この物語から、多くの命を救助するために「バリー」の名を冠したのではないでしょうか。

オルトボックス:安いコスパモデル ZOOM+ Avalanche Transceiver

こちらは安さ重視の方にとても人気です。

記事掲載時点のAMAZONのランキングでは、マムートのBarryvox の次に人気になっていました。

性能はやや劣りますが、安く手に入りやすいので、初めてのビーコンとして人気です。

>>コスパで選ぶオルトボックス(Ortovox)のおすすめビーコン

ヤマノ
ヤマノ

円安で値上げが続く中、低価格を維持しているので、

在庫が切れる前にチェックです。シーズン迎える前に枯渇します。

ヨメノ
ヨメノ

売り切れで安いモデルがないときは

マムートのバリーボックス一択になるよ

アルバ :最安値3万台でアンテナ3本アバランチビーコン EVO5

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

● 3本アンテナ
● 最大受信範囲(縦):50m
● 捜索受信幅:40m
● 140°液晶方向指示と距離のリアルタイム自動サーチ機能
● 高性能分析処理機能16ビットプロセッサー内蔵

アルバはフランスの有名メーカーです。これまで様々なビーコンが発売され、進化してきました。

EVO5は、軽量(電池込で170g)でエントリーモデルとしては最低限の性能を抑えています。タイマーによる送信自動復帰モードもあり、モード切替を忘れていても安全です。

フランス製ですが、五か国語分(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語)のマニュアルが同封されており、使い方を身に着けるのにも苦労しません。

難点として電池蓋がマイナスドライバーで開けるタイプであることがあげられますが、頻繁に開けるわけではありませんし、いざとなれば硬貨であけることもできます。

マーキングだけは少し練習が必要ですが、操作も単純でわかりやすいです。

ヤマノ
ヤマノ

個人的には旧モデルのEVO4のストラップを装着すると自動で電源が入るのが好きでしたが、軽量化されたEVO5の方が人気ですね。

ヨメノ
ヨメノ

最軽量・最小サイズだから、バックカントリー愛好家からも評価が高いよ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【電源入れ忘れゼロ】アルバのビーコンがめちゃくちゃ使い易かった件(EVO4・5、アクシオ、NEO+)

アルバEVO5のココが魅力

・マニュアルがわかりやすく、操作性が高い

・アンテナ3本かつ捜索帯域幅50mと平均以上の能力を持つ

・性能に対して価格が安く、4万円前後で手に入る

BCA TRACKER 3

アンテナ3本で受信だけの場合:200時間・捜索のみの場合:50時間 といい、バッテリーの持ちは十分。228gと軽量で携行性に優れていることは魅力的です。

昔ほど安くなくなってきたので、現在では他社のビーコンと比べて人気度は落ちてきている印象です。

ヤマノ
ヤマノ

数年前ならおすすめの一角でしたが、

現在は価格の上昇に伴い、バリーボックスよりもこっちを推す理由がなくなってしまいました

PIEPS: マイクロBT

ピープスの中で最も軽量なモデルです。重さは150g。アンテナ3本でバッテリーは、送信モードで200時間。軽量思考の方におすすめです。

PIEPS: プロBT

送信時600時間はとてつもないバッテリーの持ちです。他製品と比べてこの点は負けません。

piepsのモデルはトレーニング機能が搭載されており、様々なシチュエーションで練習ができるので、いざというときに迷わず速やかな救助活動ができるのでおすすめです。

もしあなたが救助をするなら探索時間の長いPIEPS:プロBTは有効な選択肢となります。頻繁な充電が嫌な人にも向いています。

ブラックダイヤモンド ガイドBT

【サイズ】115×75×28mm(縦×横×奥行)
【重量】225g(電池込み)/ 【アンテナ数】3
【使用適応温度】-20度~45度/【周波数】457kHz(EN300718)
【電池】単4アルカリ電池×3/【受信範囲】60m
【電池寿命】200時間(送信モード)

bluetoothでスマホに接続して設定変更やソフトウェアアップロードが可能です。グローブをつけたままスイッチの操作ができるのでラクチンです。

ヤマノ
ヤマノ

あえてブラックダイヤモンドを選ぶメリットは、

簡単に無料でソフトウェアアップロードが可能ということ。

マムートは2021年まで有料、現在は無償化されていますが、
メーカーに預けないとアプデできないというデメリットがあります。

ヨメノ
ヨメノ

Black Diamond の雪崩ビーコンの一部にモードが切り替わらない不具合が報告されたことがあり、リコールの影響で不安視した人はマムートを選ぶことが多いみたいね。

これから買うなら問題ないけど、注意点として伝えておくね

Ortovox ダイレクトボイス

サイズ:約7.9×12×2.3cm
重量:約210g(※電池含む)

電池式ではなく、type cケーブルによる充電式になった最新式のビーコン

クリアな音声指示によるナビゲーションシステム(音声ナビゲーションで確実な捜索をサポート)が搭載されています。

英語など9ヶ国語の捜索完全音声ナビシステム(日本語は非対応)

ヤマノ
ヤマノ

日本語に対応していないので、

英語が聞ける人向けではありますが、

世界最初のビーコントランシーバーが誕生しました

オルトボックスのビーコンは操作性の評判が良いです。

特徴:55メートルの範囲内で4人迄の遭難者の位置を示すデジタル大画面。 方向ラインと矢印で示してくれるので、捜索がしやすい仕組みとなっています。

アルバ:アバランチビーコン NEO(ネオ) + 70m離れても探知

捜索範囲が70mと広いので性能が高性能であることが分かります。EVO5よりもさらに高性能なので、安全性を重視する方におすすめです。


サイズ:重量230g
● 最大受信範囲(縦):70m ● 捜索受信幅(横):70m
● 3本アンテナ
● 複数埋没者アイコン表示機能(1人・2人・3人・4人以上)
● 複数埋没者アイコン連立表示(信号選択なし)
● マーキング範囲設定(3m、5m)
● モーションセンサーによる送信自動復帰モード
● 高性能分析処理機能32bitsCortexM3プロセッサー内蔵
● グループチェック機能
● 電波干渉マネージメント機能
● バックライトスクリーン
● バッテリー寿命:発信時:250時間/受信時:40時間

購入すると検品の開封跡があることがあるので、 気になる方は避けましょう。
性能が高いのに、マムート Barryvox Sよりも安価なので、おすすめです。

PIEPS: DPSツアー

こちらはPIEPSの少し古いモデル。古くとも性能は十分。

PIEPS: パウダーBT


● アンテナ数:3 
● 受信範囲:50m
● 重 量:220g(電池込み)
● 外 寸:118×76×29mm(縦×横×奥行)
● 電池寿命:200時間(送信モード、アルカリ電池使用時)、300時間(送信モード、リチウム電池使用時) 
● 電 池:単4アルカリ電池×3、単4リチウム電池×3
● セット内容:本体、キャリングポーチ、ハンドループ、単4アルカリ電池×3、取扱説明書

アルバ アバランチビーコン NEO(ネオ)


● サイズ:120mm×73mm×20mm
● バッテリー寿命:発信時:250時間 受信時:40時間
● 単四アルカリ乾電池3本使用
● 専用ホルスター付属
● バッテリー残量表示(ディスプレーと音にて)
● 重 量:230g

アルバの旧モデルです。特に理由がなければNEO+がおすすめ

アルバ  アバランチビーコン アクシオ


● 捜索モード:デジタル/アナログモード
● 3本アンテナ
● 最大受信範囲(縦):80m 捜索受信幅(横):60m
● 180度方向の矢印表示と距離の表示
● 複数捜索時のマーキング機能
● 複数埋没者アイコン表示機能(1人、2人、3人、4人、5人、6人以上)
● 周波数チェック
● 電波干渉マネージメント
● モーションセンサーによる送信自動復帰モード
● スペリックサーチ(球形捜索)
● 重 量:230g
● サイズ:112mm×75mm×30mm
● バッテリー寿命:発信時:250時間 受信時:40時間
● 単四アルカリ乾電池3本使用
● 専用ストラップベルト付属

アルバの高性能モデルで受信範囲が80mという広さ、矢印と距離表示で見やすく同時に多数の埋没者の捜索が可能です。

レンタルという手段

以上、いろいろなビーコンを紹介しましたが、気に入ったものは見つかりましたでしょうか。
安全に楽しく登山を楽しみましょう!

ちなみに雪山登山の頻度が低いならレンタルという手もあります。
気になるなら見てみても良いかもしれません。長い目で見ると損ですが、1回しか使わないならレンタルで十分です。

やまどうぐレンタル屋「プローブ(ゾンデ)&スコップ&ビーコン:4690円」

ビーコンを揃えたら次はスノーショベルとプローブもそろえておきましょう。

関連記事
>>初めての登山や雪山登山では登山用品のレンタルを活用しよう!

ビーコン、スコップ、プローブは雪山登山の三種の神器ですね。

コメント

  1. キヨト より:

    トラッカー3はアンテナ3本と記憶していますが2本というのは事実ですか?

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