スカルパの登山靴は、登山店に行けば必ず置いてある人気の登山靴メーカーですよね。
実際に履いている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなスカルパの登山靴の中で、アプローチシューズの紹介をします。
アプローチシューズは、クライミングを行うポイントまでの登山道などを移動するための靴です。ですが、スカルパのアプローチシューズは、登山以外にも幅広い使い方ができるので、靴を選ぶ時の参考にしてくださいね。
おすすめはざっくりこんな感じ!
・軽いハイキングやウォーキング用なら「モヒート」
・富士登山を目指すなら「メスカリートGTX」
・テント泊用なら「メスカリートミッド GTX」
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登山靴選びの総集編
【メーカ別】
・キャラバン / マムート / ノースフェイス / コロンビア / マインドル / スポルティバ / ザンバラン / シリオ / ホカオネオネ / ローバー / スカルパ / サロモン / アシックス
【アクティビティ別】
・トレラン向け /沢登り向け
【目的/選び方別】
・ハイキング~富士登山
・縦走/岩場用の登山靴
・ローカット登山靴のおすすめ
・雪山登山靴の選び方
スカルパのアプローチシューズの特徴
スカルパのアプローチシューズは、幅広いラインナップが特徴です。
登山に使えるモデルから、街でも使えるカジュアルなデザインや色使いのモデルまでラインナップされています。
しかも、街でも使えるカジュアルなモデルもビブラムのクライミングゾーンを備えたソールを使っているので、ハイキングやアウトドアはもちろん、登山にもしっかりと使うことができます。さらに、ゴアテックスを使ったモデルもあります。
また、アプローチシューズは立ちこんだ場所にも対応するため、靴ひもがつま先の方まで結べるようになっています。そのためしっかりと靴が足に密着するメリットがあります。
また、街で使う場合は甲の先端まである靴ひもが、デザイン上の特徴になっています。
スカルパのアプローチシューズの靴底(ソール)
スカルパのアプローチシューズのソールにはビブラムソールが使われています。
アプローチシューズは岩場を歩くことが得意な靴なので、つま先部分にクライミングゾーンと呼ばれる、立ちこんだ岩場などでもグリップしやすいパターンが使われています。
もちろん、つま先部分以外は普通の登山道でもグリップしやすいパターンが使われています。
スカルパのアプローチシューズはどのモデルも上記のソールを使っているので、街で安心して履けるのはもちろん、しっかりと登山でも使うことができます。
スカルパのアプローチシューズを選ぶメリット・デメリット
スカルパのアプローチシューズのメリットとデメリットについてまとめました。
スカルパのアプローチシューズを選ぶデメリット
まずはデメリットからです。
街で使うには重たいとちょっと気になります。
それに、扱っている店舗が少なくて値段が高いとなかなか手が出ません。
そうね。でも登山靴としては軽いし、しっかり感はとても大切。
扱っている店舗は少なくても、ネットで探せば問題無いわ。価格もネットだとセールを行っていることも多いの。
確かにそうですね!
私もネットで探してみよう!
スカルパのアプローチシューズを選ぶメリット
次にメリットについてまとめました。
街靴としては値段が高めですが、街でも使える登山靴と考えるとかなりリーズナブル。
これからトレッキングを始めようと考えている人はもちろん、ローカットの登山靴を履いたことのない人にもおすすめできます。
スカルパのアプローチシューズの使用感・評判・クチコミ
クチコミについてまとめました。
アディダスの25.5のスニーカーをよく購入しています。#40を購入しましたが少し小さかったです。
モヒート 楽天市場 みんなのレビューより
あと1サイズ大きい方がよかった。
サイズ感は少し小さいみたいです。
登山用の靴下を履くことを考えると、少し大きめが良いかもしれません。
トレラン用のシューズとどちらか迷いましたが、別格20ヶ所も含めた四国八十八ヶ所の歩き遍路に最適と思い購入しました。トレッキングシューズではオーバーですが、遍路ころがしの何ヶ所かと別格弐十ヶ所、これで安心です。逆打ちの四分の三程をウォーキングシューズで歩いたのですが爪をやられました。アッパーのホールド力が弱すぎて、レーシングで工夫しても防げませんでした。
カリぺ 楽天市場 みんなのレビューより
1月30日に注文し、2月18日に到着しました。スカルパは2足目です。
モヒート 楽天市場 みんなのレビューより
普段は23.5cmのスニーカーをはいています。今回は37を購入しました。
ジャストサイズなので、もしかするとワンサイズ大きいのを選ぶと、山歩きの厚めの靴下をはくとちょうどいいのかもしれません。
でも、しっかりしている良い靴です。
総評
悪いクチコミはほとんど見当たらず、良いクチコミが多いです。
登山靴ならではのしっかり感と歩きやすさは大きなメリットですね。
スカルパのアプローチシューズの選び方
幅広い使い方ができるスカルパのアプローチシューズですが、用途に合わせて選ぶのが良いでしょう。
用途に合わせて選ぶ
スカルパのアプローチシューズはモデルによって見た目が違います。
登山靴に近い見た目から、カジュアルなもの、ランニングシューズに近い見た目のモデルがあります。
どういったシーンで主に使うかで選ぶとよいでしょう。
・登山メインで使いたい→メスカリートシリーズ
・街靴と登山靴のバランスが取れた→モヒート、カリぺ
・街メインで使いたい→モヒートデニム、モヒートベーシック
がおすすめだよ。
スカルパのアプローチシューズのサイズ感
スカルパのアプローチシューズは、クチコミにもありますが少し小さく感じることが多いようです。
心配な方は店舗でためし履きをしたり、少し大きめを選ぶと良さそうです。
スカルパのおすすめアプローチシューズ
ここからはそれぞれのモデルの特徴を交えて紹介します。
自分に合ったアプローチシューズを見つけましょう。
スカルパ:メスカリートミッドGTX
メスカリートミッドGTXは、ゴアテックスを使ったミドルカットのアプローチシューズです。
ビブラムのメガグリップを使っているのでグリップ力も高く、ミドルカットでしっかりした作りなので、日帰り登山から宿泊登山まで使うことができます。
重さ:530g EURO 42
カット:ミドルカット
防水性:ゴアテックス
裏地(ライニング):-
甲の部分(アッパー):耐水スエード
靴底(ソール):ビブラム メガグリップ
タイプ:日帰り~テント泊
スカルパ:カリペ
カリぺは軽くて街向けのデザインが特徴のアプローチシューズです。
しかし、アッパーには耐水スエード、ソールにはアプローチシューズ向けのパターンを持ったビブラムソールが使われているので、登山性能も高くなっています。
普段使いから、岩場の登山まで幅広く使うことができるモデルです。
メスカリートよりも街向けのデザイン、モヒートよりもスポーティな雰囲気があるから、モヒートと使い分けてもいいかも。
重さ:320g EURO 42
カット:ローカット
防水性:なし
裏地(ライニング):マイクロファイバー
甲の部分(アッパー):耐水スエード
靴底(ソール):ビブラム エクサゴングリップ(メガグリップコンパウンド)
タイプ:日帰り登山・岩場・普段使い
スカルパ:モヒートベーシックGTX
モヒートベーシックGTXはアッパーにシボの入ったレザーを使い、落ち着いたデザインのシューズです。
ゴアテックスを使いソールのパターンも排水性が高いので、通勤など普段使いに向いたシューズです。
重さ:370g EURO 42
カット:ローカット
防水性:ゴアテックス
裏地(ライニング):ー
甲の部分(アッパー):レザー
靴底(ソール):ビブラム シンバイオス
タイプ:普段使い
スカルパ:メスカリート、メスカリートGTX
メスカリートはローカットのアプローチシューズで、ゴアテックスモデルもラインナップされています。
アプローチ向けのミッドソールを使っているので、岩場の立ちこんだ部分にもしっかりと力を伝えることができます。
また、ソールにメガグリップを使っているので、グリップ力は高くなっています。
アッパーにスエードを使っていて、ゴアテックスモデルもあるから、ローカットの登山靴としておすすめ。
日帰り登山から富士山を目指している方におすすめです。
重さ:415g、485g(GTX) EURO 42
カット:ローカット
防水性:ゴアテックスモデルあり
裏地(ライニング):-
甲の部分(アッパー):耐水スエード
靴底(ソール):ビブラム メガグリップ
タイプ:日帰り~富士登山
スカルパ:モヒート
モヒートはスカルパの人気アプローチシューズで、色は10色ありアッパーには耐水スエードを使っています。
ソールには、ビブラムスパイダーと呼ばれるクライミングゾーンを持ったパターンを使っているので、しっかりと登山にも対応しています。
アプローチシューズとしての本格的な使い方はもちろん、街でも使うことができるカジュアルなデザインが特徴のアプローチシューズです。
重さ:360g EURO 42
カット:ローカット
防水性:なし
裏地(ライニング):ストレッチファブリック
甲の部分(アッパー):耐水スエード
靴底(ソール):ビブラム スパイダー
タイプ:日帰り登山・岩場・普段使い
スカルパ:モヒートGTX
モヒートGTXは、上記モヒートのゴアテックスモデルです。
違いはそれだけでなく、わずかにソールのパターンが違うことと、シュータンが水が入らないようにアッパーと一体になっています。
ゴアテックスを使っているので、登山はもちろん、街使いで悪天候の時でも安心です。
見た目はモヒートと同じなので、登山から街まで幅広く使えるデザインです。
モヒートGTXは機能と見た目のバランスが良く、登山から普段使いまで幅広く使うことができる、おすすめのアプローチシューズです。
重さ:415g EURO 42
カット:ローカット
防水性:ゴアテックス XCR
裏地(ライニング):-
甲の部分(アッパー):耐水スエード
靴底(ソール):ビブラム スパイダー
タイプ:日帰り登山・岩場・普段使い
スカルパ:モヒートデニム
モヒートデニムは、モヒートをベースにアッパーをデニム素材に変えたモデルです。
靴ひもの結び方も独特で、デニム地にオレンジ色の靴ひもがとても映えます。
デザイン性が高く普段使いに向いた見た目のモデルです。
重さ:295g EURO 42
カット:ローカット
防水性:なし
裏地(ライニング):コットン
甲の部分(アッパー):ジーンズテキスタイル
靴底(ソール):ビブラム スパイダー
タイプ:普段使い
まとめ
スカルパのアプローチシューズには色々な種類があり、それぞれ特徴があります。
自分の登山スタイルや使用シーンに合わせたシューズを選ぶことができます。
トレッキングやハイキング、ウォーキングや普段使いなど幅広い使い方をしたい人は、モヒートシリーズがおすすめ。
色が豊富なので選ぶ楽しみもあります。防水性の高いゴアテックスモデルや、よりカジュアルなデニムモデルなど、使い方に合わせて選ぶことができます。
日帰り登山から、富士登山まで登山メインで使う方はメスカリートGTXがおすすめ。
ソールにはメガグリップを使い、しっかりとしたミッドソールを使っているので、登山道や岩場でも快適に進むことができます。
日帰り登山から小屋泊やテント泊など長めの山行をする方にはメスカリートミッドGTXがおすすめ。
基本的な機能はメスカリートGTXと同じですが、ミドルカットなのでより登山向きです。
おすすめはざっくりこんな感じ!
・軽いハイキングやウォーキング用なら「モヒートシリーズ」
・富士登山を目指すなら「メスカリートGTX」
・テント泊用なら「メスカリートミッド GTX」
スカルパのアプローチシューズで登山がこう変わる
・登山靴と移動用の靴を分ける必要が無いので、荷物が軽くなる。
・モヒートシリーズなどファッション性が高く、登山が楽しくなる。
・メスカリートシリーズは軽くて足さばきが良いので、登山が楽になる。
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