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【初心者向け】冬の快適な雪山テント泊の始め方 暖かいぬくぬく防寒装備が重要

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雪のテント泊はあこがれですよね。

夏とは違いぬくぬくのテント泊をするにはいろいろな道具が必要となります。

ですがきちんと準備をすれば-10度を超える極寒の環境でも爆睡することができます。

私が実際に困ったことや失敗したことを元に、どのように準備したら良いかをまとめてみました。

あすか
あすか

-10度以下って想像できない世界です

ヤマノ
ヤマノ

初めては山小屋の隣のテント場がおすすめです。何かあったときの安心感が違います。

この記事を書いた人

ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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登山歴9年、月間1300万PVの大手メディア監修
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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

本格的な雪山テント泊の装備

ヤマノ
ヤマノ

道具のリストから見たい方はこちらからご覧ください。
それぞれの細かい説明は各ページで紹介しています。

雪山登山装備は持っている前提なので、
まだ用意してない人はこっちもチェック

大量の荷物でも苦にならない雪山テント泊の「ザック」

冬季テント泊となると、かなりの容量が必要になります。

60L以上ないとなかなか厳しいです。特に初心者は荷物が多くなりがちなので、65L以上がおすすめです。

重くてもホールド力のあるザックを選ぶと疲れにくいです。


冬季縦走用のザックについては以下をご覧ください。 

雪山テント泊の極寒でもぬくぬくするための「寝袋」

冬のテント泊は過剰なくらい暖かいものを選んでおかないと寝ることができないので、慎重に選びましょう。

寒さへの耐性は人によって違います。私はかなり寒がりなので、小柄な女性でも暖かいという防寒性の高いモデルを選びました。

詳細は以下の記事をご覧ください。

雪山テント泊のスリーピングマット(テントマット)

冬の寒さは尋常ではないので、夏用とは別のマットが必要になります。
冬期テント泊におすすめのマットはこちら

夏山テントで使っているマットと組み合わせると良いでしょう。

大きすぎる寝袋をコンパクトにする「コンプレッションバッグ」

雪山で使う寝袋はとても暖かいですが、その分嵩張り、大きなものが多いです。コンプレッションバッグを使えば2/3~半分くらいの大きさにできるので、パッキングがラクチンになります。

どんなものがあるかだけでもこちらで見てみましょう。

雪山テント泊の足元の冷えを防ぐ「テントシューズ」

足元はテントシューズを用意しましょう。 一度テント泊をすると、足元の冷えは怖いです。目が覚めて眠れなくなります。

雪山テント泊でも安眠するためのダウンパンツ「防寒着」

ダウンパンツが有効です。
ナルゲンボトルにお湯を入れて湯たんぽにするのも良いでしょう。
他にハクキンカイロという保温グッズもあります。

雪山テント泊のペグ問題

雪山テント泊のペグについてはこちら

実際にそろえてみました。詳細はこちら

ガスバーナーが寒冷地対応できるか確認する

雪山では火力の低いガスバーナーは使い物になりません。

加えて寒冷地用のガス缶でないと、ドロップアウトという現象に陥ります。

防寒着で足りない部分はハクキンカイロで補う

ハクキンカイロは使い捨てカイロと違い、発熱量がかなり大きいです。

但し空気と触れることで触媒反応を起こし、熱を起こす仕組みなので、密封してしまうと効果を十分に発揮できません。

カイロベルトと一緒に用いると便利です。

ホッカイロもかなりの保温効果を発揮できる

ホッカイロはかなりの実力を持っています。特にマグマと呼ばれるカイロは、検証した限り、ウルトラライトダウンを1枚増やすより暖かいです。

わずか50gという重さなので、予備の保温として常にもっておくことをおすすめします。

冬に備えてテントの見直しが効果的な場合も

冬の快適使用をしたいなら、外張りのある冬対応のモデルに買い替えるのも1つの方法です。

冬対応のモデルでないと雪山テント泊ができないかと言われるとそうではありませんが、温かく快適なのはやはり冬対応のモデルです。

どういったモデルがあるか見直してみるのも面白いです。

雪山でのテント設営時に注意すること・夏との違い

スノーショベルで雪壁(ブロック)を作る

テントを建てるときは、1メートルくらい離れた場所に壁を作ると風の影響を抑えることができます。

テントの周りを掘り下げておくのも有効です。

スコップでブロック状で切り出し、積み上げて壁とすることもあります。

この作業はカーブのないフラットなスコップだとやりやすいです。

これは失敗したときなのですが、壁がテント(ツェルト)に近すぎて、風で雪が飛んできました。1mほど離して高く壁を作る必要があります。

スコップの選び方は以下をご覧ください。

雪山テントの食事

雪山での食事は、体温の回復とエネルギーの接種を同時に意識します。

夏山以上にカロリーの消費が激しいので、効率よく栄養補給をすることが必要になります。

温かい食べ物を作っても、バーナーから下ろすとすぐに冷えてしまうので、煮込みながら食べられるものがおすすめです。

私が朝ごはんで良く食べるのは、お椀で食べられるラーメンで、おにぎりも一緒に入れて煮込んで食べるのも美味しいです。

冬は食材を持つ気があれば何でも作れるので、肉をジップロックに入れておいて入れても美味しいです。

ビーフシチューやカレーもおすすめで、パーティで一緒に鍋をするのも楽しいです。

一度出発前に山専用の保温ボトル900mlに熱湯を入れて、テント泊翌朝にカップラーメンが作れないか試してみましたが、さすがに36時間も経つとぬるかったです。

(日帰り登山なら十分熱湯として使えます)

雪山で使うバーナーはこちら

雪山テント泊で初心者が失敗すること

冬の上高地に実際に行って検証してきました。

吹雪の上高地でテント泊してみた結果はこちら

実際に試してみることで、寒冷地対応のガスでないと対応できないことや、電子式のライターが使い物にならないことがわかりました。

雪山テント泊におすすめの場所

八ヶ岳

赤岳・硫黄岳

八ヶ岳の赤岳鉱泉は、年末の年越しは大規模なビンゴ大会があることから、多くの人が集まります。

テント場も広く、赤岳へのアクセスも良いので、おすすめのテント場です。

赤岳鉱泉

天狗岳

八ヶ岳の黒百合ヒュッテは、夏も冬も一年中テント場が利用されています。豊富な軽食メニューが食べられるので、快適なテント泊が可能です。

黒百合ヒュッテ

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夏のテント泊装備から見直したい方はこちら

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