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登山におすすめなアプローチシューズ

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

アプローチシューズって、登山靴と何が違うの?と思いますよね。

私は登山を始めてしばらくは、ローカットの登山靴がアプローチシューズなんだろう、くらいに思っていました。

しかし本来アプローチシューズは、

クライミングする人が、クライミングポイントまでの登山道や岩場を歩くための靴

です。

その為、アプローチシューズは歩きやすく、岩場などテクニカルな所もこなせる万能で軽量な登山靴ともいえます。

トレランシューズと同じでは、と考える方もいるかもしれません。しかしアプローチシューズは、クライミング用のロープやカラビナなど、ある程度の重量物を背負って使うことも考えられています。

そのため、アッパーやソールが登山靴に近いしっかりした作りの物が多く、ここがトレランシューズとの大きな違いです。

今回はそんな軽くて、荷物を背負っても歩きやすく、テクニカルな所もこなせるアプローチシューズについて紹介するので、靴を選ぶ時の参考にしてくださいね。

それでは早速「アプローチシューズ」を見て見ましょう!

初めてのアプローチシューズは、スポルティバの「TX5」かスカルパの「メスカリートGTX」をおすすめします。

その理由や詳細は記事をご覧ください。

この記事を書いた人

ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

アプローチシューズとは?登山靴との違い

アプローチシューズは、クライミングをする人がクライミングポイントまでの登山道や岩場を歩くための靴です。そのため、

・歩きやすい
・岩場にも対応したソール
・荷物を背負えるようしっかりした作り

になっています。

登山靴との違いは、

・軽いローカットの靴が多い
・アッパーが密着しやすいように、つま先部分から靴ひもを閉めることができる
・ソールに岩場向けのクライミングゾーンを持つモデルが多い
・防水でないモデルもある

になります。

ヤマノ
ヤマノ

最近は、アプローチシューズの軽さを活かした、登山向きのアプローチシューズも増えてきています。

アプローチシューズのメリットとデメリット

アプローチシューズを選ぶメリットとデメリットを見ていきましょう。

デメリット

・テントを背負っての縦走など、荷物が多い山行にはあまり向いていない
防水性の無いモデルが多い
・登山靴に比べると種類が少ない

メリット

・登山靴と比べると300~500gで軽い
・トレランシューズと比べると、レザーなどが使われた登山靴に近い作りのモデルが多い
・登山道だけでなく、岩場にも向いたしっかりしたソールが使われている

ヤマノ
ヤマノ

1泊程度の小屋泊ならアプローチシューズでも十分ですが、テントを背負っての縦走など、荷物が多い場合には登山靴の方が良いでしょう。
また、防水性の無いモデルもあるので、選ぶ時には注意が必要です。

あすか
あすか

初心者の私は、登山靴とアプローチシューズ、どちらを選べば良いですか?

ゆうや
ゆうや

そうだね。
初心者の人は、アプローチシューズの中でも
・ゴアテックスが使われているミドルカットのモデル
を選ぶと良いよ。
そのうえで、ハイキングや登山道メインなら登山靴、そのうち岩場のある登山道にも挑戦したい場合は、アプローチシューズがおすすめだよ。

あすか
あすか

なるほど。
1度登山店で履き比べてみるのも良さそうですね。

おすすめのアプローチシューズ

ここからは、メーカー別にアプローチシューズを紹介します。

それぞれ特徴など記載するので、選ぶ時の参考にしてくださいね。

スポルティバのアプローチシューズ

スポルティバのアプローチシューズは、

・TX2→スポルティバのアプローチシューズの中で一番軽い
・TX4→スポルティバのアプローチシューズの中心的モデル
・TX5→アプローチシューズを登山向けにしたモデル
・TXガイド→アプローチシューズにトレランシューズの要素を加えたモデル

の4種類です。

また、全てのモデルに女性向けのモデルがあるのはもちろん、

・レザーモデル
・ゴアテックスモデル
・ミドルカットモデル

など色々なモデルがあります。

ヤマノ
ヤマノ

ここからは、それぞれのモデルの特徴について記載していくよ

スポルティバ:TX2 EVO

TX2 EVOはスポルティバのアプローチシューズで1番軽いモデルです。

ニットモデルは325g、レザーモデルでも355gしかありません。

ソールにはビブラム社のイドログリップと呼ばれる、渓流釣りなどの靴に使われている、ぬれた路面に強いコンパウンドが使われています。もちろん岩場に対応したクライミングゾーンを持ったパターンになっています。

防水性はありませんが、ソールは張り替えることができ、価格もスポルティバのアプローチシューズの中で最もリーズナブルなので、とてもコストパフォーマンスの高いモデルになっています。

アプローチシューズを試したい、という方におすすめのモデルです。

重さ  :325g、355g(レザーモデル)
防水性 :無し
アッパー:エラスティックリサイクルニット+PUテックプロテクター
     スエードレザー+PUテックプロテクター(レザーモデル)
ソール :ビブラム イドログリップ
その他 :女性向けモデルあり
価格  :19,800円(税込)、レザーモデル 22,000円(税込)

スポルティバ:TX4 GTX

TX4 GTXは、スポルティバのアプローチシューズの中心的なモデルです。

ゴアテックスを使ったレザーモデルで、ソールにはビブラム社のメガグリップを使っています。

重さも410gと、ゴアテックスを使ったレザーモデルとしては軽い作りになっています。

防水性を持ったモデルが良い方におすすめのモデルです。

重さ  :410g
防水性 :ゴアテックス
アッパー:スエードレザー+1.5mmPUテックプロテクトラバー
ソール :ビブラム メガグリップ
その他 :女性向けモデルあり
価格  :25,300円(税込)

スポルティバ:TX5 GTX

TX5 GTXは、登山靴に近い作りのアプローチシューズです。

アッパーにレザーを使ったゴアテックスモデルで、ローカットとミドルカットモデルがあります

ソールはビブラムのメガグリップを使い、クライミングゾーンもつま先に使われていますが、ソール全体は登山に向いたパターンになっています。

ほとんど登山靴といってよい作りのアプローチシューズで、実際にミドルカットモデルはとても人気のある靴です。

TX5は、初めての登山靴としておすすめできるアプローチシューズなのはもちろん、ベテランの方の2足目としてもおすすめです。

重さ  :470g、530g(ミドルカットモデル)
防水性 :ゴアテックス
アッパー:ヌバックレザー
ソール :ビブラム メガグリップ
その他 :女性向けモデルあり
価格  :27,500円(税込)、ミドルカットモデル 31,900円(税込)

スポルティバ:TXガイド

TXガイドは、トレイルランニングシューズ寄りに作られたアプローチシューズです。

マイクロファイバーメッシュのモデルが350g、レザーモデルが387gとかなり軽く作られていて、ソールも足さばきを良くするために、つま先部分に向かって少し大きめのカーブがつけられています

そのソールはかなり特徴的で、つま先部分はクライミングゾーンを持ったビブラム社のイドログリップ、かかと部分は登山に向いたメガグリップが使われています。

レザーモデルは、アッパーやシューレースがメッシュモデルと違う形状をしているので、購入する際はそのあたりも確認すると良いでしょう。

防水性はありませんが、アプローチシューズとトレランシューズのいいとこどりをしたようなモデルなので、ファストハイクや、ウルトラライト志向の方、一日に長い距離を歩くベテランの方などに向いたアプローチシューズです。

重さ  :350g、387g(レザーモデル)
防水性 :なし
アッパー:高強度メッシュ+マイクロファイバー+TPUランド
     ヌバックレザー+防水スエードレザー(レザーモデル)
ソール :ビブラム メガグリップ(ヒール) イドログリップ(トゥ)
その他 :女性向けモデルあり
価格  :21,450円(税込)、レザーモデル 23,100円(税込)

ファイブテンのアプローチシューズ

ファイブテンはクライミングシューズで有名なメーカーです。

ファイブテンのアプローチシューズは、種類は少ないですが、しっかりとしたアプローチシューズらしい作りが特徴です。

ファイブテン:ガイドテニー

ガイドテニーは、丈夫なレザーのアッパーに、しっかりとしたクライミングゾーンを備えたオリジナルソールが特徴のモデルです。

防水性はありませんが、オリジナルのコンパウンドを使ったソールは岩場でもグリップ力が高く、適度な硬さを持っているので、立ちこんだ場所にも対応しやすくなっています。

履いている人も少ないので、他人と被りたくないという方におすすめです。

重さ  :372g
防水性 :なし
アッパー:ヌバックレザー
ソール :ステルスC4ラバー
その他 :-
価格  :24,980円(税込)

スカルパのアプローチシューズ

カルパのアプローチシューズは、幅広いラインナップが特徴です。

登山に使えるモデルから、街でも使えるカジュアルなデザインや色使いのモデルまでラインナップされています。

しかも、街でも使えるカジュアルなモデルもビブラムのクライミングゾーンを備えたソールを使っているので、ハイキングやアウトドアはもちろん、登山にもしっかりと使うことができます。さらに、ゴアテックスを使ったモデルもあります。

また、アプローチシューズは立ちこんだ場所にも対応するため、靴ひもがつま先の方まで結べるようになっています。そのためしっかりと靴が足に密着するメリットがあります。

また、街で使う場合は甲の先端まである靴ひもが、デザイン上の特徴になっています。

軽いハイキングやウォーキング用なら「モヒート」
富士登山を目指すなら「メスカリートGTX」
テント泊用なら「メスカリートミッド GTX」

>>軽く快適に!スカルパのおすすめアプローチシューズ

スカルパ:モヒート シリーズ

モヒートは普段使いから、ハイキングから登山まで幅広く使えるアプローチシューズです。

種類がとても豊富で、色だけでも10色、その他にゴアテックスモデルや、アッパーにデニムを用いたモデルなどがあります。

しかし、ソールにはクライミングゾーンを備えたビブラムソールが使われているので、普段使いはもちろん、ハイキングや登山でも使えるとてもユニークなモデルになっています。

電車で登山に行ったり、観光地での散策も楽しみたいという方におすすめです。

重さ  :360g
防水性 :なし、ゴアテックスモデルもあり
アッパー:スエード、レザー、デニム、ファブリック(モデルにより異なる)
ソール :ビブラム・スパイダー、ビブラム・シンバイオス、プレサURB-01(モデルにより異なる)
その他 :色、アッパー素材などモデル多数あり
価格  :19,800円(税込)(モヒート)

スカルパ:メスカリートGTX

メスカリートは、スカルパのアプローチシューズの中でも代表的なモデルです。

アッパーには防水スエード、ゴアテックスを使っていて、ソールもビブラム社のメガグリップを使っています。また、ミドルカットモデルもあります。

登山を楽しむ方にはもちろん、岩場や鎖場、はしごなどテクニカルな山行が好きな方にもおすすめです。

重さ  :485g、530g(ミドルカットモデル)
防水性 :ゴアテックス
アッパー:耐水スエード
ソール :ビブラム ダイナミクスLB メガグリップ
その他 :女性向けモデルあり
価格  :29,150円(税込)、ミドルカットモデル 30,800円(税込)

サロモンのアプローチシューズ

サロモンのシューズはアプローチシューズではありませんが、岩場などテクニカルな所でも使えるモデルがあるので紹介しますね。

サロモン:Xウルトラ4ゴアテックス

Xウルトラ4ゴアテックスは、ゴアテックスを使ったテクニカルな路面にも対応したシューズです。

ミドルカットとローカットモデルがあり、それぞれに、ワイドモデルもラインナップされています。

また、クイックレースと呼ばれる簡単に締めることができる靴ひもを使っています。

登山やハイキングメインで使われる方に向いたモデルです。

重さ  :390g、425g(ミドルカットモデル)
防水性 :ゴアテックス
アッパー:合成素材、テキスタイルMCL
ソール :オールテレンコンタグリップ
その他 :女性向けモデルあり、ワイドモデルあり
価格  :18,700円(税込)、ミドルカットモデル 22,000円(税込)

ワークマンのアプローチシューズ

アプローチシューズではありませんが、ワークマンにもアクティブハイクという登山靴があります。

防水性はありませんが、アッパーにはコーデュラが使われているので耐久性が高くなっています。

ワークマンのアクティブハイクの最大の特徴は、1,900円(税込)という圧倒的なコストパフォーマンスです。

本格的な登山で使うには難しいかもしれませんが、ウォーキングや、整備されたハイキング道で使うならアリですね。

モンベルのアプローチシューズ

モンベルの登山靴にもアプローチシューズがあります。

また、モンベル扱いでイタリアのアゾロからもエルドGVというアプローチシューズがあるので紹介しますね。

モンベル:クラッグホッパー

モンベル HPより クラッグホッパー レザー

クラッグホッパーは、ソールにクライミングゾーンを持った、モンベルオリジナルのトレイルグリッパーを使ったモデルです。

合成皮革とスエードレザーを使ったモデルがあり、スエードレザーを使ったモデルは、ゴアテックスを使っているので、防水性もあります。

ゴアテックスを使ったレザーモデルで17,380円(税込)とリーズナブルなのが大きな魅力のアプローチシューズです。

重さ  :390g、425g(ミドルカットモデル)
防水性 :なし、ゴアテックス(レザーモデル)
アッパー:天然皮革、合成皮革
     1.6mmスエードレザー(レザーモデル)
ソール :トレイルグリッパー
その他 :女性向けモデルあり
価格  :13,860円(税込)、レザーモデル 17,380円(税込)

>>モンベル公式サイト

アゾロ:エルド GV

モンベル HPより

エルドGVは、イタリアにある登山靴メーカーのアゾロが作っているアプローチシューズです。

アッパーはポリエステルですが、ゴアテックスを使っているので防水性があり、重さは290gでとても軽いのが特徴のアプローチシューズです。

ソールにはビブラムのメガグリップを使っていて、クライミングゾーンもありますが、登山にも向いたパターンを使っています。

レザーを使ったミドルカットモデルもラインナップされています。

重さ  :290g、415g(レザーモデル)
防水性 :ゴアテックス エクステンデットコンフォート
アッパー:ポリエステル、1.5~1.7mm厚 撥水スエードレザー(レザーモデル)
ソール :アゾロ/ビブラムAG メガグリップ
その他 :女性向けモデルあり
価格  :23,100円(税込)、29,700円(税込)(レザーモデル)

アプローチシューズまとめ

本日ご紹介したアプローチシューズは、どれもメーカーごと、モデルごとに特徴があり、

・純粋にクライミングまでのアプローチに向いたモデル
・岩場だけでなく登山にも向いたモデル
・日常使いすることもできるモデル

など様々です。

アプローチシューズは、これから登山靴を購入しようと考えている初心者の方から、ベテランの方の2足目としてなど、魅力的なモデルが沢山あります。

みなさんもぜひ1度、アプローチシューズの購入を検討してみてください。

その他登山靴全般も合わせてみたい方は以下をご覧ください。

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